« 前  

2018年6月22日(金)

  次 »
  • トランプ政権が進めている「不寛容」(zero tolerance)政策によって不法入国で摘発された移民家族の子供が2300人以上も米墨国境で家族から引き離されています。子供を連れ去る税関・国境警備局と、その子供を収容施設で養育する難民再定住室との連携がうまく取れておらず懸念が高まっている中、初の親子再会の事例を取り上げた記事をオンライン報道サイト『インターセプト』が掲載しています。亡命申請後、テキサス州の移民当局によって先月5歳の息子と引き離されたグアテマラ人の女性について、ジャーナリストのデビ―・ネイサンに話を聞きます。この女性は38日間の収容の後に息子と再開しました、また、ヒューマン・ライツ・ウォッチの上級調査員クララ・ロングにも話を聞きます。「政府のシステムの外で、多くの仕事が行われています。とても素晴らしいことですが、これは例外的なことです」

  • ヒューマン・ライツ・ウォッチの新たな報告書で、米国各地の移民税関捜査局の拘禁施設では医療体制が危険なほどに劣悪であることが暴露され、2017年度に移民収容施設で死亡した人の数は2009年以降のどの年度よりも多いことが明らかになりました。2015年12月から2017年4月までの期間に移民収容施設で起きた15件の死亡事例について医師たちが再調査したところ、15件のうち8件の死亡は十分な医療が受けられなかったことが原因だという結論に達しました。「移民税関捜査局(ICE)は現在4万人もの人々を拘禁しており・・・ ・・・さらに数を増やそうとしていますが、現在収容している人たちにさえ十分な保護を与えられていないことがわかりました」とヒューマン・ライツ・ウォッチの上級調査員クララ・ロングは話します。彼女は報告書Code Red: The Fatal Consequences of Dangerously Substandard Medical Care in Immigration Detention(『厳戒警報:移民拘禁施設の劣悪な医療水準がもたらす命にかかわる結果』)の著者です。

  • 今月エリトリア人の男性が本国に送還中に自殺しました。ゼルセナイ・エルミアス・テストファションはカイロ国際空港で死亡しました。34歳でした。彼はエリトリアの暴力から逃れるため、2017年に米国で亡命申請を行いました。強制送還されるまで一年以上を南フロリダとオハイオの拘禁施設で過ごしました。拷問や殺害の恐れがあったにもかかわらず、なぜ彼がエリトリアへ強制送還となったのか、友人や家族は説明を求めています。テストファションが1年以上も収容されていた南フロリダの移民拘禁施設ブロワード・トランジショナル・センターの内部で移民や亡命希望者のために支援を提供するボランティア訪問プログラムの創設者クリスティーン・ホーに話を聞きます。

Syndicate content