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2018年6月8日(金)

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  • 環境保護庁(EPA)長官スコット・プルーイットは、辞任を求める声が高まる中で、またもや新たな倫理問題や公金使い込み疑惑の嵐に見舞われています。ワシントン・ポスト紙の7日の報道によると、プルーイット長官は、政府が350万ドルも使っている彼の身辺警備要員に、ドライクリーニングの受け取りを頼んだり、お気に入りの保湿化粧水を探させたりしていました。しかし連邦法は、公人が部下から贈り物を受け取ることを禁じており、無料奉仕も贈り物に含まれます。、一方で、プルーイットは引き続き、EPAの根本的な改造に邁進しています。ニューヨークタイムズ紙は本日(8日)、EPAが、市場に出回っている特に危険な化学物質について連邦政府が健康リスクと安全リスクを判定する方法を緩め、化学業界に大きな勝利を与えたと報じました。プルーイット長官は、EPAの規則制定プロセスの徹底改造と、オバマ政権時代の燃料効率基準強化の取り組みを緩めたことを非難されています。本日は、パブリック・シチズン代表ロバート・ウェイスマンに話を聞きます。

  • ガザ地区では、何千人ものパレスチナ人がイスラエルによる封鎖に対し抗議を再開しました。3月30日にパレスチナ人の非暴力デモ「帰還のための大行進」(The Great March of Return)が始まって以来、イスラエル兵に殺害されたパレスチナ人は最低でも119人、負傷者は1万3000人を超えています。ちょうど1週間前、イスラエル軍が、ガサのパレスチナ人医療師ラザン・アル=ナジャールを射殺しました。彼女はイスラエルとの分離壁の近くで行われた抗議行動で負傷したパレスチナ人を助けて退避させているところでした。殺害された時、彼女は医療師であることを示す白衣をまとい医療スタッフの身分証明書を身につけていました。翌日ガザで行われた彼女の葬儀では、何千人もの人々が人が葬列に加わりました。彼女の殺害は世界中で怒りに火をつけました。今週に入り、イスラエル軍は狙撃兵は意図的にラザンを撃ったわけではないと発表しました。しかしイスラエル軍は7日に大幅に編集を施した動画を公表し、殺された医療師はイスラエルの狙撃兵に撃たれたときハマスのために「人間の盾」として行動していたと主張したため、多方面から批判を浴びています。ガザ出身のライターで活動家のムハンマド・シェハダに話を聞きます。彼はスウェーデンのルンド大学で開発学を学んでいます。

  • 有名シェフでテレビ司会者のアンソニー・ボーデインが自殺しました。61歳の彼は、CNNの番組「アンソニー世界を駆ける」の撮影で訪れていたフランスのストラスブールのホテルの部屋で死亡しているのが発見されました。この番組の一話で、ボーデインはガザ地区を訪れています。2014年には、ムスリム公共問題審議会(Muslim Public Affairs Council)から賞を授与されました。彼は受賞スピーチの中で、こう述べています。「世界はパレスチナ人に対し数多くの非道を働いてきましたが、その中で最も恥ずべきものは、パレスチナ人から人間としての扱いを奪ったことです」と語りました。

  • アフガニスタンのアシュラフ・ガ二―大統領はタリバンとの間で6月20日まで無条件で休戦すると発表しました。この発表の前には、アフガニスタンのイスラム聖職者たちが自爆攻撃に反対する「ファトワ」(宗教令)を発表しています。これは4日にカブールで開催された聖職者和平会議で集まった人々が襲撃され、14人が死亡し、ISISが犯行声明を出した事件を受けたものです。BBCの報道によれば、トランプ大統領が昨年8月にアフガニスタン戦略を発表し、駐留米軍を増加して以来、アメリカ空軍による爆撃の数が激増しています。交戦規定の変更によって米軍はタリバンへの爆撃を行うことが簡単になりました。米国の軍事と経済の両面の戦争を終わらせる運動「ボイセズ・フォー・クリエイティブ・ノンバイオレンス」の共同コーディネーター、ケイティ・ケリーに話を聞きます。彼女は何度もアフガニスタンを訪れており、今週も帰国したところです。

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