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2018年2月15日(木)

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  • 2月14日、フロリダ州パークランドの高校で乱射事件が起こり17人が殺害されました。これは米史上最悪の校内銃乱射事件の一つとなりましたが、「全ての街を銃から守る」(Everytown for Gun Safety)によれば、このストーンマン・ダグラス高校で乱射事件は、今年18件目の学校内銃撃事件だということです。つまり今年に入ってから、米国では平均60時間に1件の学校内銃撃事件が起っている計算です。警察は犯人は同校の元生徒であった19歳のニコラス・クルーズだと発表しました。クルーズは逮捕された時、AR-15ライフルと複数の弾倉を携帯していました。犠牲者17人の他に15人が負傷しました。フロリダ州の元州議会上院議員で民主党のジェラルディン・トンプソンに話を聞きます。トンプソンは2016年に乱射事件があったパルス・ナイトクラブがあるオーランド地区を代表する州議員でした。

  • コネチカット州ニュータウンのサンディ・フック小学校で2012年に起った乱射事件以来、学校が現場となる銃撃事件は200件に上っています。しかし米国では連邦議会および多くの州議会で共和党議員らが銃規制を法制化することを阻んできました。このフロリダの銃乱射事件の数日前に、トランプ大統領は今年度の予算案を公表しましたが、この予算案では即時犯歴照会システム(NICS)への予算が数百万ドル減額されています。「銃暴力阻止連合」(Coalition to Stop Gun Violence)のジョシュ・ホロウィッツ理事長に話を聞きます。ホルヴィッツは、Guns, Democracy, and the Insurrectionist Idea(『銃、民主主義と暴徒の思想』)を共同執筆しました。

  • 調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)発行の『リビール』(Reveal)が、ショッキングな調査報道を公表しました。それによるとアフリカ系およびラテン系米国人は、今でも全米で日常的に典型的な住宅ローンを白人よりも非常に高い確率で拒否されているということです。この調査報道は、2015~16年に連邦政府に提出された3100万件の住宅ローン申請書を調べた結果が基になっています。リビールの調査では、ワシントンD.C.、アトランタ、フィラデルフィア、セントルイス、サンアントニオを含めた全米各地で、「レッドライニング」(赤線引き)と呼ばれる融資拒否が行われていることが明らかになりました。調査報道センターの『リビール』上級記者であるアーロン・グランツと、33歳のアフリカ系米国人ラシェル・ファルールに話を聞きます。ファルールはフィラデルフィアでレンガ造りのテラスハウスを購入しようとしましたが、金融業者から2度住宅ローンを却下されました。『リビール』の調査によれば、フィラデルフィアでアフリカ系米国人が住宅ローンを断られる確率は2.7倍高いことがわかっています。

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