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2018年2月6日(火)

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  • ドリーマーズ(子供の時に親に連れられて米国に不法入国した若者)とDACA(ドリーマーズに対する国外退去一時延期措置)をめぐる闘いがワシントンで激化する中、ニューヨーカー誌にWhen Deportation is a Death Sentence(『強制送還が死刑宣告になるとき』)というタイトルの驚くべき記事が掲載されました。この記事では、米国から強制送還あるいは入国を拒否された後に、数知れない男女がいかにして彼らの母国で殺害されているかを検証しています。記事の一部では、メキシコで生まれたローラという名前の女性に焦点を当てています。彼女は成人してからずっとテキサスで暮らしていたにもかかわらず、交通違反の取り締まりを受けた後メキシコに強制送還されました。その時、彼女は米国国境監視員に「私が死体で見つかったら、あなたの良心がとがめるでしょう」と警告しました。強制送還から1週間以内に、彼女は元夫によって殺害されました。受賞歴のあるジャーナリストでニューヨーカー誌の記者であるサラ・スティルマンに話を聞きます。彼女はコロンビア大学ジャーナリズム大学院の「世界移住計画」(Global Migration Project)の代表でもあります。

  • 今年のスーパーボウルが行われた2月4日は、マーティン・ルーサー・キング牧師が、彼が暗殺される2カ月前の1968年2月4日、エベニーザー・バプティスト教会で行った歴史的な説教「楽隊長の本能」(The Drum Major Instinct)から50周年でした。この説教は、キング牧師が自分自身の葬儀を想像し、有名となった彼の功績を重視することなく「私のことを楽隊長だったと言いたいなら、正義の楽隊長だったと言ってくれ」と締めくくったことで知られています。ドッジのラムトラックスは、キング牧師の説教の一部をスーパーボウル中のCMで同社のトラックを売るために使うことで、この日を記念しました。物議を醸したこのCM広告は、米国の海兵隊、牧場主、カモフラージュ戦闘服を着た兵士を映す映像にかぶせてキング牧師のスピーチの一部を流しましたが、キング師が同じ説教の中で車の広告について警告したことは無視しました。著名な社会学者で公民権活動家のハリー・エドワーズから話を聞きます。

  • マーティン・ルーサー・キング牧師は、彼が暗殺される2カ月前の1968年2月4日、エベニーザー・バプティスト教会で歴史的な説教「楽隊長の本能」(The Drum Major Instinct)を行いました。50年後の2月4日、彼の説教の一部がスーパーボウルでドッジのラム・トラックの広告の中で使われました。この広告はキング牧師のメッセージを明らかに歪曲しているとして批判が広がりました。しかし、その他の公民権運動の歴史へ修正は、多くの場合もっと巧妙です。米国の公民権運動の遺産がいかに歪曲され、大衆受けするように粉飾されてきたかを示す新刊本の著者に、さらに詳しく話を聞きます。大学教授で歴史学者のジーン・セオハリスの新著のタイトルは、A More Beautiful and Terrible History: The Uses and Misuses of Civil Rights History(『より美しくひどい歴史:公民権運動の歴史の利用と誤用』)です。彼女は受賞歴のある本 (『ローザ・パークス夫人の反抗の人生』)の著者でもあります。

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