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2018年2月1日(木)

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  • ワシントンでは、FBI、米司法省および民主党議員らの反対をよそに、トランプ政権が共和党議員が作成した物議を醸す覚書きを公開しようとしていることで、せめぎ合いが続いています。カフォルニア州選出で共和党のデビン・ニューネス下院情報特別委員会委員長が作成した4ページの覚書きには、FBIが2016年に当時トランプ陣営の顧問であったカーター・ペイジとロシアとの接点に関連して監視を始めたことは職権乱用だったと記されているとされています。トランプ大統領支持者は、FBIの捜査が政治的意図から始まったことをこの覚書が証明していると主張、その理由のひとつとして、捜査に必要な盗聴の承認を得るために、FBIがヒラリー・クリントン支援者が資金を提供した報告書を使用したとしています。トランプが指名したFBI長官であるクリストファー・レイは、1月31日異例の声明を発表し「(われわれは)覚書きの正確さに根本的な影響を与える重要な事実が脱落していることを非常に危惧している」と近日公表される覚書きを批判しました。EmptyWheel.netを運営する独立系ジャーナリスト、マーシー・ウィーラーに話を聞きます。

  • 1月30日、トランプ大統領は前任2代の大統領につづき、米史上最長となるアフガニスタン戦争を肯定的に語ろうとしました。5年前の2013年、バラク・オバマ大統領は一般教書演説でアフガン戦争は近く終わると予想していました。更にその前の2006年には、ジョージ・W・ブッシュ大統領がやはり一般教書演説で、「新たな民主主義」を作りつつあるアフガニスタンを称賛しました。米国がアフガニスタンで参戦して16年以上が経ちますが、同国は未だに極めて不安定な状態にあります。27日、カブールでは爆弾を大量に積んだ救急車が爆発、100人以上が犠牲となりました。そして29日には自称イスラム国過激派が、首都カブール郊外西にある陸軍士官学校を早朝に襲撃、少なくとも兵士11人が死亡、16人が負傷しています。カブールより調査報道ジャーナリスト、メイ・ジョンに話を聞きます。彼女が調査報道サイト「ジ・インターセプト(The Intercept )」に寄稿した最新記事はLosing Sight: A 4-Year-Old Girl Was the Sole Survivor of a U.S. Drone Strike in Afghanistan. Then She Disappeared(「見失った --アフガニスタンで米国のドローン攻撃を唯一生きのびた4歳の少女 その後 消息不明に」)というタイトルです。

  • 米国は世界で最もうつ病患者が多い国のひとつです。その原因は新自由主義的な経済政策を採用したからでしょうか?話題となっている新書、Lost Connections: Uncovering the Real Causes of Depression—and the Unexpected Solutions(『失われた繋がり--うつ病の本当の原因と、思いもよらないその解決法の発見』)の著者ヨハン・ハリに話を聞きます。ハリは「ジャンクフードが大量に出回ったことで、数百万の人々が身体的に病気になっている。多くの科学的証拠によれば、精神的にもそれに似たことが起こりつつある。ばかげたジャンク価値が大量に出回ったことで、われわれは精神的に病んでしまい、うつ病や不安の症状が急増しているのだ」と書いています。

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