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2018年11月29日(木)

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  • 米上院は11月28日、サウジアラビアが先導し、米国が支援するイエメンでの戦争への軍事支援を終了する法案を上院で決議するかどうかについての「手続き上の」投票を行い可決されました。これで米史上初めて、戦争権限法に基づいて、正式に許可されていない軍事活動から撤退する法案が上院で最終的に議論され決議されることになります。今回の「手続き上」の投票により、数日内に最終決議が行われる可能性があり、これはジャーナリスト、ジャマル・カショギ殺害に対するトランプ大統領の対応を非難する動きと見られています。投票が行われる数時間前、マイク・ポンペオ国務長官とジム・マティス国防長官が上院議員に対し非公開で状況説明を行い、この法案に反対するよう強く求めました。トランプ政権はカショギ殺害の件でサウジとの関係が悪化することを望まず、イエメン戦争への米国の介入は、中東におけるイランの影響力に対抗するために必要だと警告しました。活動家でミシガン州立大額で助教をつとめるシリーン・アル=アデイミに話を聞きます。

  • サウジアラビアのムハンマド・ビン=サルマーン皇太子は、ジャマル・カショギ殺害と、サウジ先導の戦争で人道的危機に陥っているイエメンでの戦争犯罪の容疑で、アルゼンチンで起訴される可能性があります。11月28日、G20サミット参加のために皇太子がアルゼンチン入りする数時間前に、ヒューマンライツ・ウォッチが皇太子を起訴することをアルゼンチン検察当局に要請し、当局はそれを受理したと報道されています。アルゼンチンは戦争犯罪および拷問に関する普遍的管轄権を認めているため、皇太子が同国に滞在しているときに起訴することが可能です。ヒューマンライツ・ウォッチの弁護士で報道官でもあるリード・ブロディと、イエメン出身の学者で活動家、ミシガン州立大学で助教をつとめるシリーン・アル=アデイミに話を聞きます。

  • 人類が今すぐ気候変動対策を行わなければ、破壊的な結果が待っているとの一連の報告がなされていすが、本日は気候変動と肉消費の関連を見ていきます。世界気象機関の新たな研究では、過去4年間は記録を開始してから最も暑い年となりました。国連は11月27日、世界のCO2排出量が2017年に4年ぶりに増加に転じ、新記録を更新したと発表しました。気候変動の破壊的影響を免れるためには、気温の上昇を世界的に1.5度以下にとどめる必要があり、そのためにはCO2排出量を劇的に削減しなければなりません。食肉や乳製品のための家畜の飼育は、世界の温暖化ガス排出量の15パーセント近くを占め、化石燃料産業に続く第二の発生源となっています。英国の作家でジャーナリストのジョージ・モンビオに話を聞きます。モンビオは、人々の食生活が地球の運命を左右すると主張します。

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