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2018年10月10日(水)

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  • 米国の国連大使ニッキー・ヘイリーは、この年末に辞任すると表明しました。前サウスカロライナ州知事のヘイリーは、トランプ現政権におけるごく少数の女性の一人ですが、辞任の理由を述べませんでした。ヘイリーの国連大使在任中に米国は、パリ気候変動協定から離脱したのをはじめ、国連人権委員会、イラン核合意、国際連合パレスチナ難民救済事業機関、ユネスコからも脱退しました。コロンビア大学のアラブ学エドワード・サイード記念教授のラシード・ハリディに、ヘイリー辞任の意義と国連における米国の役割について話を聞きます。ハリディの著書には、Brokers of Deceit: How the U.S. Has Undermined Peace in the Middle East(『虚偽の仲介人――米国がいかに中東和平を弱体化させたか』)があります。来春5月には、新著The Hundred-Years War on Palestine(パレスティナをめぐる百年戦争)が出版予定です。

  • サウジアラビアのジャーナリストであるジャマル・カショギが2日、イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に入った後に消息不明となってから既に1週間以上が経過し、国際的な懸念を巻き起こしています。あるトルコ政府職員はニューヨーク・タイムズ紙に対し、カショギは同領事館内で15人のサウジアラビア工作員チームによって殺害され、バラバラに切断された後、領事館外に密かに運び出されたと語っています。コロンビア大学のアラブ学エドワード・サイード記念教授のラシード・ハリディに話を聞きます。ハリディの著書には、Brokers of Deceit: How the U.S. Has Undermined Peace in the Middle East(『虚偽の仲介人――米国がいかに中東和平を弱体化させたか』)があります。

  • 2016年の大統領選挙の一カ月前、パイプラインに反対する活動家たちが協力して、カナダから米国への原油の流れを止めるという前例のない行動を行ないました。2016年10月11日、ノースダコタ、ワシントン、モンタナおよびミネソタ各州の活動家たちが4つのパイプラインの手動式安全弁を閉じ、カナダから米国に輸入される原油の流れの70%近くを停止させました。彼らは、「バルブ・ターナー[バルブを閉じる人]」(valve turners)という名で知られるようになりました。その後、長期にわたる法廷闘争の末、収監される活動家もでました。しかし9日、2016年のその日、ミネソタのパイプライン施設に侵入した3人のバルブ・ターナーに無罪判決が下されました。そのバルブターナー当人である、アネッテ・クラップスタインとエミリー・ジョンストンから無罪判決について聞きます。ジョンストンは詩人であり350シアトル.オルグ(350Seattle.org)の共同創設者、クラップスタインは引退前はピュアラップ族の弁護士で、レイジング・グラニーズ(怒れるおばあちゃんたち)のメンバーです。彼女たちの弁護士、ケルシー・スキャグスからも話を聞きます。

  • ハリケーン・マイケルがフロリダを急襲する中、著名な気候科学者のジェームズ・ハンセンは今週初めにミネソタに赴き、気候変動の差し迫った危険について証言しました。ハンセン博士は、2016年にカナダから米国への原油のパイプライン輸送を中断させるという前例のない行動を共同して行ったパイプライン反対活動家たち「バルブ・ターナーズ」の裁判で専門家証人となるはずでした。ところが裁判官は、気候変動が惹起する明白な現存の危険について、ハンセンのような証人たちに証言させることは適切でないと裁定しました。9日、バルブターナーズのアネッテ・クラップスタインとエミリー・ジョンストンは無罪と判決されました。ミネアポリスにいるハンセンから、バルブターナーズについて、また気候変動の切迫した危険に関するIPCCの最新報告、そして地球を破壊から救うためには何をなすべきかについて話を聞きます。ハンセン博士は以前、気候変動に関するNASAの主席科学者をつとめていました。彼は現在、コロンビア大学地球研究所で気候科学、認識と解決プロジェクトの責任者です。クラップスタイン、ジョンストンからも話を聞きます。

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