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2018年7月6日(金)

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  • 公費無駄遣いおよび倫理問題スキャンダルが噴出し、重要な環境保護政策を後退させる動きにも反発が広がる中、米環境保護庁(EPA)のスコット・プルイット長官が辞任しました。トランプ大統領はプルイット長官の辞任をツイッターで発表。後に記者たちに「スコット・プルイットはEPA内で傑出した仕事をした。おかげで記録的な数の規制が取り除かれた。ほんとによかった」と語っています。辞任時、プルイット長官に対しては、職権乱用の倫理規定違反で10件以上の連邦捜査が進行しており、それには公費の無駄遣いから妻の職探しを部下に命じたことまで含まれています。多数の業界重役との会合を隠すために、プルイット長官は秘密の予定表を持っていたと今週はじめにCNNが報じました。

  • 7月2日、スコット・プルイット長官はワシントンで昼食中に、クリスティン・ミンクという教師に詰め寄られ、レストランから退散しました。プルイット長官のテーブルに向かった時ミンクは、2歳の息子を抱いていました。二人の会話を撮影した動画は急速に拡散されました。ミンクにその時とった行動についてと、数日後プルイット長官が辞任したことについて話を聞きます。

  • スコット・プルイット長官の辞任で、米環境保護庁(EPA)のアンドリュー・ウィーラー副長官が長官代理を務めることになりました。ウィーラー長官代理は埋蔵石炭採掘の米国最大手マリー・エナジー社の元ロビイストです。ウィーラー長官代理はまた、オクラホマ州選出の共和党派上院議員ジム・インホーフの首席補佐官も務めた経験があります。インホーフ議員はワシントンで最も悪名高い気候変動否定派で、2015年、地球温暖説は嘘だと証明するために議場に雪玉を持ち込んだパフォーマンスが有名です。

  • トランプ政権は、学校および大学入学選考時に人種も考慮するよう求めたオバマ政権時代の政策を終了するとし、アファーマティブ・アクション(差別撤廃措置)プログラムにとり新たな打撃となりました。今回の動きで法的改正はないものの、オバマ政権時代の、小学校および中学校から大学のキャンパスに至るまで多様性を育むためのガイドラインが破棄されます。折りしも、トランプ政権はハーバード大学の入学選考基準に異議を申し立てる予定であり、長年、アファーマティブ・アクションに関して最高裁の決定票を握ってきたと見られたアンソニー・ケネディ判事が退任し、後任の判事をトランプ大統領が近日指名する予定だと報じられています。テキサス大学オースティン校の人種を考慮した入学選考プログラムを合憲とした2016年の判決ではケネディ判事が多数意見を執筆しました。米国自由人権協会(ACLU)「人種正義プログラム(Racial Justice Program)」のデニス・パーカー部長に話を聞きます。

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