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2018年6月15日(金)

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  • ジェフ・セッションズ司法長官は11日、家庭内暴力やギャングが関与する暴力は一般的にもはや亡命の理由にはならないと発表しました。この方向転換は、何千人もの人々に影響を与える大きな結果を招くものであり、特にジェンダーにもとづく暴力から逃れてきた中米出身の女性にとっては深刻です。この日セッションズ長官は、エルサルバドルの家庭内暴力被害者「A.B.」(仮名)に対し入国不服審査会が下した亡命認定を覆しました。彼女は15年にもわたり夫から暴行、性的暴行、殺人脅迫を受け続けたのちにアメリカへ命からがら逃げ出しました。A.B.に対する判決の中で、セッションズ長官はまた、家庭内暴力被害者は保護するに値すると認めた2014年の革新的な入国不服審査会の判例も覆しました。カリフォルニア大学法学部教授で「ジェンダーと難民研究センター」所長のカレン・ムサロに話を聞きます。

  • 極貧に関する国連特別報告者フィリップ・アルストンの報告書で手厳しく批判されたことを受けて、民主党幹部たちはトランプ政権に対し、米国に広がる貧困の問題に取り組むための計画を議会へ提示するよう要求しています。アルストン報告は、トランプ政権の政策が米国の貧困を更に深刻化させていると酷評しました。報告書には、4000万人のアメリカ人が貧困に陥り、1850万人が極貧生活を送っている状況が詳細に書かれています。また、米国では欧米諸国の中でも所得格差が最も大きく、世代間の社会的流動性が最も低い事情も詳細に書かれています。極貧に関する国連特別報告者フィリップ・アルストンに話を聞きます。彼は来週ジュネーブで彼の報告書を発表する予定です。

  • 米国の極貧に関する国連報告書が発表されたのは、米国の貧困や人種差別と闘うことを目的とした60年代の「貧者の運動」(the Poor People’s Campaign)の再来として知られる、数週間に及ぶ全国規模の直接行動運動のさなかでした。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが最初の「貧者の運動」を立ち上げてから50年目の今年3月に、この運動が開始されて以来、全国で2000人近い人たちが逮捕されています。新たな「貧者の運動」の共同委員長ウィリアム・バーバー牧師に話を聞きます。

  • 300人以上のカトリック司教がトランプ政権の移民政策を激しく非難し、移民の子供を彼らの親から引き離すのを止めるよう要請しました。また、米国への亡命を求める家庭内暴力被害者の権利を打ち切るジェフ・セッションズ司法長官の方針も非難しています。セッションズ長官は14日、聖書を引用して司法省の移民政策を正当化しました。インディアナ州フォートウェインで招待客限定の集会で演説中のことです。「『ローマ人への手紙』第13章の中の、使徒パウロによる明瞭で懸命な命令を引用しましょう。パウロはこう言っています。政府の法律に従いなさい、なぜなら政府は神がその目的の実現のために任じたものだから」と、セッションズ長官は述べました。批評家たちは、この『ローマ人への手紙』第13章の引用を取り上げて、南部連合国擁護者らが奴隷制度を正当化するためによく使った、お気に入りの一節だと指摘しています。ウィリアム・バーバー牧師に聞きます。

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