ハリケーン・マリアがプエルトリコに壊滅的被害をもたらしてから1カ月。ハリケーン被害に推計950億ドルの復旧費がみこまれるプエルトリコで、すでに抱えている740億ドルの負債はどうなるのか?調査報道の主要な新記事がこの差し迫った問いを検証しています。「調査報道センター(Center for Investigative Journalism)」と「イン・ジーズ・タイムズ(In These Times)」の記者に聞きます。いずれも5カ月にわたり、訴訟文書や金融企業の文書はじめ多数の文書を徹底調査し、破産状態の中で再建に奮闘しているプエルトリコから先を争って数十億ドルを引き上げようとしている金融企業10社の最新リストを明らかにしました。このうち数社のファンドは過去、世界の別の地域での金融危機に加担していました。
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