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2017年10月18日(水)

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  • ハリケーン・マリアがプエルトリコに壊滅的被害をもたらしてから1カ月。ハリケーン被害に推計950億ドルの復旧費がみこまれるプエルトリコで、すでに抱えている740億ドルの負債はどうなるのか?調査報道の主要な新記事がこの差し迫った問いを検証しています。「調査報道センター(Center for Investigative Journalism)」と「イン・ジーズ・タイムズ(In These Times)」の記者に聞きます。いずれも5カ月にわたり、訴訟文書や金融企業の文書はじめ多数の文書を徹底調査し、破産状態の中で再建に奮闘しているプエルトリコから先を争って数十億ドルを引き上げようとしている金融企業10社の最新リストを明らかにしました。このうち数社のファンドは過去、世界の別の地域での金融危機に加担していました。

  • ハリケーン・マリアがプエルトリコに壊滅的被害をもたらしてから1カ月。長年にわたりプエルトリコ独立をめざして活動してきた活動家オスカー・ロペス・リベラと話します。リベラは5月に釈放され、現在サンフアンにおりハリケーン・マリアの被災地区住民を訪問しています。彼は今年前半まで35年間、米国のプエルトリコ支配に暴力で反対したとして有罪判決を受け、連邦刑務所に投獄され、その間の大部分を独房で過ごしました。今年1月、オバマ大統領が減刑措置をとりました。

  • プエルトリコでは飲料水を渇望する住民が「ドラド地下水汚染地(Dorado Groundwater Contamination Site)」から水をくみ上げ始めています。ここは、有害廃棄物で汚染された土地を浄化する米連邦政府のプログラム「スーパーファンド」の指定を受けた汚染地です。米環境保護庁は、この水には肝臓障害を引き起こす有害化学物質が含まれ、癌のリスクを高めると警告しています。プエルトリコから戻ってきたばかりのローザ・クレメントと話します。現地で他の独立ジャーナリストとともに「地図上のPR」( PR on the Map)という名のプロジェクトのため、ドラド汚染地を含めさまざまな現状を記録する活動を行ないました。また、サンフアン市長カルメン・フアン・クルーズにインタビューし、米国本土にいるプエルトリコ系へのメッセージを聞いてきました。

  • カルフォルニアでは山火事が猛威を奮い、ほぼニューヨーク市の面積に匹敵する20 エイカー(約809平方キロメートル)以上が焦土と化しています。1万1千人以上の消防士が火災とたたかっていますが、その中には囚人も多数おり、大勢の女性囚も含まれています。ロマリリン・ラルストンとジェイミー・ローウェがゲストです。ロマリリン・ラルストンは、「女性囚のためのカルフォルニア連合ロサンジェルス支部」(California Coalition for Women Prisoners-Los Angeles Chapter)で活動しており、カルフォルニア州立大学の「リバウンド・プロジェクト」(Project Rebound )のコーディネーターです。ロマリリンは23年間の獄中生活を経験しましたが、その間に消防チームのトレーナーやカルフォルニア森林火災保護局(California Department of Forestry and Fire Protection)の事務官をつとめました。レポーターのジェイミー・ローウェは、ニューヨーク・タイムズ・マガジン誌に、「カルフォルニアの山火事とたたかう獄中の女性たち」(The Incarcerated Women Who Fight California’s Wildfires)という記事を書きました。

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