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2017年10月4日(水)

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  • プエルトリコ政府当局は、ハリケーン・マリアによる死者は16人から34人に増加したと修正しましたが、「調査報道センター」(Center for Investigative Journalism)は、死者数はさらに増える可能性があると報じています。当局によるこの発表に先立ち、ドナルド・トランプ大統領は3日、米自治領であるプエルトリコを訪問し、今回のハリケーンに対する連邦政府の対処を、2005年のハリケーン・カトリーナへのブッシュ政権の対策と比較し、くり返し自賛しました。トランプが滞在中、首都サンフアンのコンベンションセンターの外に抗議の人々が集まりました。トランプはプエルトリコの740億ドルの債務帳消しの可能性を匂わせて、聴衆を驚かせました。デモクラシー・ナウのフアン・ゴンザレスと話します。

  • 64歳のスティーブン・パドックが1日夜に起こした銃撃事件で、59人が死亡、527人が負傷した事件を受け、番組では銃規制を求める声に耳を傾け、オーストラリアが20年前の銃撃事件の後、銃による暴力がはびこる社会を変えるべく如何に取り組み、成功させたかを検証します。1996年4月、タスマニア州ポート・アーサーで一人の男が銃撃事件を起こし、35人が死亡、23人が負傷しました。事件からわずか12日後、オーストラリアの保守政権は超党派の交渉を行い、銃規制法を成立させました。それ以降、大きな銃撃事件は起きていません。ポート・アーサー事件の後、オーストラリアの銃器関連法の改革キャンペーンで指導的役割を果たしたレベッカ・ピータースと話します。彼女は現在、国際武器規制運動の提唱者であり、「小火器国際ネットワーク」(International Network on Small Arms)の一員です。

  • ノースカロライナ州のローリーでは、今週末、全米黒人地位向上協会の州大会に数百人が集まります。ウイリアム・バーバー牧師がこの団体の州議長として主催する最後の大会となります。バーバー師は2017年前半、再度の立候補はしないと公表しました。「破れを繕う者」(Repairers of the Breach)の仕事や、「貧者のキャンペーン(Poor People's Campaign)」の立ち上げることに集中するためというのがその理由です。彼の主張の一つは全米へのモラルの復活の呼びかけです。バーバーは、組織的なレイシズム、貧困、軍事主義、生態系の破壊という諸問題に取り組むため、15州で公開イベントのツアーを行っています。また、「ノースカロライナのモラル・マンデー」(North Carolina’s Moral Mondays)運動を全国に広げ、マーチン・ルーサー・キング牧師の1967年から68年の「貧者のキャンペーン」(Poor People’s Campaign)の歴史と未完に終わった仕事を活かし、推進しようとしています。このキャンペーンで、キングは組織的な人種差別、貧困、軍事主義を「3つ子の悪」と呼び、それに抗して立ち上がるよう全米に呼びかけました。バーバー師がデモクラシー・ナウ!のスタジオに来て番組に参加します。バーバー師は、現在、投票権の問題にも焦点を当てており、次のように語りました。「私にとって驚きなのは、ロシアのハッキングについては話題にするのに、組織的な投票妨害については語らないとことです。組織的な投票妨害は、組織的な人種差別で、白人ナショナリズムの道具であり、私たちの民主主義に対する直接の脅威です」。

  • レイシズムに抗議したNFLの選手をトランプ大統領が攻撃していることについて、バーバー牧師に聞きます。バーバー牧師は、「破れを繕う者」(Repairers of the Breach)の代表で、The Third Reconstruction: Moral Mondays, Fusion Politics, and the Rise of a New Justice Movement.(『3度目の再建:モラル・マンデー 融合の政治 新しい正義運動の勃興』)の著者です。「大統領は論点をすり替えようとしている」とバーバーは言います。「コリン・キャパニックが[国歌演奏時に起立することを拒否して]ひざまずいたのは、米国がその約束(神のもとの一つの国家、全ての人の自由と正義)を守っていないと言いたいためです。なぜなら、武器をもたないアフリカ系アメリカ人の男や女が街頭で、[市民への]保護と奉仕を誓った人々から撃たれているのですから」。

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