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2017年9月28日(木)

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  • パリからお送りする本日の放送では、中道派のエマニュエル・マクロンがマリーヌ・ル・ペンを破りフランス最年少の大統領に就任してから5か月も経たない同国の政治的混乱について分析します。マクロンは地滑り的勝利を収めましたが、世論調査によればフランスの有権者は、今では実際の彼の政策に反対しています。9月23日、左派野党の党首ジャン=リュック・メランションが15万人ものデモの先頭に立ち、マクロン大統領とフランス労働法改革の試みに反対しました。一方、人権保護団体は、マクロンの推進する反テロ新法が、2015年のパリ襲撃事件後に施行された非常事態宣言の中核部分の恒久化することになると批判しています。「フランスの状況は非常に不安定です。社会的にも、経済的にも、政治的にも」と、本日のゲスト、人権および公民権運動家のヤッサー・ルアティは言います。

  • アフリカの国ナミビアは、トランプ大統領が先週の国連スピーチ中、国名の発音を間違えたことで、ニュースで話題になりました。トランプが存在しない国名「ナンビア」に言及したとき、多くの人はそれがガンビアなのか、ザンビアなのか、それともナミビアをさすのか混乱しました。ホワイトハウスのスタッフは後に、トランプはナンビアと言うつもりだったと説明しています。同スピーチでトランプは、アフリカの首脳らに対し、自身の友人らが富を築くのに力になったことに感謝しました。ナミビアで最も著名なジャーナリストのひとりで、9月28日、UNESCOでスピーチするためにパリ滞在中のグエン・リスター記者に話を聞きます。リスター記者は独立紙『ナミビアン』(The Namibian)を創刊、編集者を務め、過去には同紙で南アフリカのアパルトヘイト政権批判を展開しました。80年代、リスター記者は2度投獄され、同紙の編集室も放火で破壊されたこともあります。90年代、ナミビアの独立後には、同紙のビルに火炎瓶が投げ込まれました。グエン・リスター記者は現在、報道の自由保護運動の先頭に立っています。リスター記者は、世界の富豪がタックスヘイブンを利用して財産隠しをしていることを暴いたパナマ文書公開で有名になった「国際調査報道ジャーナリスト連合」(International Consortium of Investigative Journalists)の創設メンバーです。グエン・リスター記者は、9月28日の「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)のためUNESCOでスピーチを行います。
  • 本日はパリのUNESCO本部から放送しています。2000年にフィンランド初の女性大統領に選出され、2012年まで在職したタルヤ・ハロネンに話を聞きます。ハロネンが大統領になったのは、フィンランドがヨーロッパの国として初の女性参政権を実現した約100年後のことでした。2009年、ハロネンはフォーブズ誌の「世界で最もパワフルな女性100人」に選ばれました。退任後のハロネンは、ジェンダーの平等や情報公開を求める運動で有名になっています。9月28日は「国際情報ユニバーサルアクセスの日」(International Day for the Universal Access to Information)であり、UNESCOで記念スピーチを行ったハロネンに、費用効率の良いフィンランドの医療保険制度について聞きました。同国ではおかげで「乳児死亡率が下がり、米国よりも出産看護制度も優れている」と彼女は語りました。

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