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2017年9月26日(火)

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  • ハリケーン「マリア」がプエルトリコを直撃してから6日経ちましたが、同地域の340万人の米国市民は依然として十分な食糧と水、燃料がない状態におかれています。にもかかわらず、危機の重大さが見えてきた9月第4週の週末の間、トランプ大統領はこの事態に取り組むこともせず、人種的不公平に対する抗議に加わったスポーツ選手たちに暴言を吐いていました。大統領がハリケーン被害についてコメントするまで5日かかり、しかもそのコメントはプエルトリコの不運の責任は同島自身にあると攻めているように聞こえます。プエルトリコの惨状について、プエルトリコ人の学者ヤリマー・ボニラと共に検証します。彼女はワシントンポスト紙に”Why would anyone in Puerto Rico want a hurricane? Because someone will get rich”(「プエルトリコでハリケーンを待つ人間がいるとしたらそれはなぜ? その理由は誰かが金持ちになるから」)という記事を執筆しました。また、約1週間経っても愛する人たちと連絡が取れないでいるニューヨーク在住のプエルトリコ人たちにも話を聞きます。

  • 米国の多くの地域が一連の破壊的なハリケーンから立ち直りつつありますが、メキシコ湾岸沿いの地域で最もひどい被害を受けたコミュニティのひとつからの近況報告で本日の番組を締めくくります。テキサス州ポートアーサーは、ハリケーン「ハービー」の間に浸水した、複数の大規模石油精製所に隣接する住宅地域です。9月第4週末、ポートアーサーにあるバレロ石油精製所での火災は約100万ポンド(約45キログラム)の排出物を大気中に放出し、住人たちは数時間家の中に閉じこもっていなければなりませんでした。一方、ポートアーサーにある3600エーカーのモティバ石油精製所は、すでに米国最大である同精製所の施設を総工費数十億ドルで拡大する計画を引き続き進めると述べています。この発表は、嵐の間に自宅が浸水し、住むところがなくなった数百人のポートアーサーの住人たちがテントで暮らし続ける中で行われました。環境正義活動家のヒルトン・ケリーに話を聞きます。彼は2011年、「緑のノーベル賞」といわれるゴールドマン環境賞をアフリカ系米国人として初めて受賞し歴史に名を残しました。彼は「パワーあるコミュニティと開発協会」(Community In-Power and Development Association)の代表で創設者です。彼のレストランと自宅は両方とも、ハリケーン「ハービー」の間に浸水しました。

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