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2017年9月13日(水)

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  • バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースは今日、高齢者向け医療保険制度である「メディケア」の対象範囲を全米国市民に拡大することを目指す国民皆保険制度の法案を発表します。サンダースは13日のニューヨーク・タイムズ紙論説欄に、次のように書いています。「これは米国にとって歴史的な瞬間だ。我が国は他の先進国と同様、米国民全員に人権の一つとして包括的な医療保険を保証するのか?それとも、とてつもなく高額で、無駄が多く、官僚的で、大手の保険企業や製薬会社、ウォール街、医療機器業者の利益を最大限にする現状のシステムを維持するのか?」 すでに15人の上院議員がこの法案に共同スポンサーとして名を連ねています。この「メディケア・フォー・オール」法案は、議会の多数派である共和党が「オバマケア」と呼ばれる医療費負担適正化法の廃止と差し替え法案を成立させることにことごとく失敗した後に発表されました。共和党議員たちの法案は、障がい問題の活動家やヘルスケアの専門家が率いる草の根運動から強い反発を受けました。「全国看護師連合」(National Nurses United) と「カリフォルニア州看護師協会」(California Nurses Association)の政策理事であるマイケル・ライティに話を聞きます。「全国看護師連合」は、「メディケア・フォー・オール」の実現を、長い間提唱してきた団体です。

  • ドナルド・トランプ大統領が立ち上げた「選挙不正調査委員会」 (Election Integrity Commission) と呼ばれる委員会の第2回の会合が、12日ニューハンプシャー州マンチェスターで開かれました。この会議は同委員会自体が一連の訴訟に直面し、副委員長であるカンザス州務長官クリス・コバックの辞任を求める声が高まるなかで行われました。トランプ大統領は2016年の大統領選で不正投票が行われたいう自身の主張を調査するためにこの委員会を招集しました。しかし投票権擁護の活動家の多くは、この委員会が全国的な投票権抑圧の下地作りを目指しているのではないかと懸念しています。問題の12日の会合での証人リストは100%白人男性から成り、その中には投票者がまず身元調査に合格するという提案をしている、極右で銃所持支持活動家、ジョン・ロット・ジュニアも含まれます。マザー・ジョーンズ誌の上級記者、アリ・バーマンに話を聞きます。彼の最新記事のタイトルは、"Lawsuits, Falsehoods, and a Lot of White Men: Trump’s Election Commission Meets Amid Growing Controversy"(「訴訟、ねつ造と多くの白人男性たち:議論が高まるなかで開かれたトランプの選挙委員会」)です。「法の下での公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)の委員長であり事務局長であるクリスティン・クラークにも話を聞きます。この団体は、カンザスの州務長官、クリス・コバック対する訴状を提出しています。

  • 米国は今年9.11同時多発テロ事件から16回目の記念日を迎えましたが、あのテロ攻撃におけるサウジアラビアの役割をめぐっては、いまだに疑念が渦巻いています。9.11の攻撃を行ったのは19人のハイジャック犯たちでしたが、そのうち15人はサウジアラビア人でした。16年後の今も、9.11被害者の家族と生存者たちは、サウジアラビアを法廷にとの取組みを続けています。ニューヨーク・ポスト紙の報道によれば、ワシントンDCにあるサウジアラビア大使館が、テロ攻撃の2年前に9.11の予行演習に資金を提供していたとの新証拠が、今週法廷に提出されました。被害者家族の弁護士たちは、新証拠は「サウジアラビア政府による財政的および実行上の支援のパターン」を提供していると主張しています。最新記事 "Crime and Punishment: Will the 9/11 case finally go to trial?"「罪と罰:9.11同時多発テロ事件、ついに裁判となるか?」を書いたアンドリュー・コウバーンに話を聞きます。

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