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2017年9月4日(月)

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  • バージニア州シャーロッツビルで死傷者を出す事態となった白人至上主義者の集会へのトランプ大統領のぬるい反応に怒りが高まる中、南北戦争で南部連合を率いたストーンウォール・ジャクソン将軍の子孫に独占インタビューします。米国には1500に上る南部連合のシンボルが全国の公共空間にあります。しかし現在、多くの記念碑が取り壊されつつあります。像の撤去を求める声は南部連合の指導者の子孫からもあがっています。南部連合の将軍ストーンウォール・ジャクソンの4世代目の子孫に当たる2人に話を聞きます。ジャック・クリスチャンとウォーレン・クリスチャンはバージニア州リッチモンド市長に公開書簡を書き、同市にあるストーンウォール・ジャクソン像の撤去を求めました。二人は書簡の中で、「ストーンウォール像をはじめとする記念碑の撤去は、白人至上主義が数百年をかけて作り上げてきた人種間格差を積極的に是正する大きな取り組みの中でおこなうべきであり、それが正義だと私たちは信じています」と述べています。

  • フォーリンポリシー誌が掲載したFBIおよび国土安全保障省(DHS)に関する報告書は、「2000年から2016年にかけて発生した26件の襲撃事件で起きた殺人事件の49件」が白人至上主義者グループの犯行であり、「米国内の過激派グループの中で最も多く事件を起こしている」と結論づけました。トランプ政権はこうした調査結果に反して、右翼の暴力との戦いを掲げる組織への補助金を削減しました。その一つ、白人ナショナリストやネオナチがヘイトや暴力行為から離脱するのをサポートする「ライフ・アフター・ヘイト」(Life After Hate)は、オバマ政権時に発足したDHSの「暴力的過激主義対策プログラム」( Countering Violent Extremism program)から助成金を受け取る予定でしたが、トランプ政権のキャサリン・ゴルカDHS政策顧問が6月に発表した最終的な助成対象から削除されました。キャサリン・ゴルカはハンガリーの極右組織、ナチ・シンパ組織との関係が疑われるセバスティアン・ゴルカ大統領補佐官の妻です。「ライフ・アフター・ヘイト」の共同創設者で元スキンヘッド・ネオナチ暴力団の一員だったクリスチャン・ピッチョリーニに話を聞きます。

  • バージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義集会で死傷者が出た数日後、注目すべき手紙がノースダコタ州ファーゴの地元の新聞に掲載されました。8月12日の同集会に参加しているところを写真に撮られたピーター・テフトの父、ピアース・テフトが書いた手紙です。ピアース・テフトは手紙で、「息子の信念には家庭で学んだものはひとつとしてありません。私たちが彼のねじ曲がった世界観を受け入れたことは一度もなかったし、これからもないでしょう。(息子は)『我々はファシストだが、言論の自由を認めないわけではない。言いたいことがある奴は何でも言えばいい。我々はただそいつを焼却炉に投げ込むだけだ』と冗談を言ったことがあります。ピーター、きみは私たちの身体も焼却炉に投げ込むことになるだろう。息子よ、憎しみを捨て、すべてを愛し、受け入れなさい」と綴りました。デモクラシー・ナウ!はピーター・テフトの甥であるジェイコブ・スコットに話を聞くことができました。ヘイトや暴力行為からの離脱を支援する「ライフ・アフター・ヘイト」の共同創設者クリスチャン・ピッチョリーニも加わります。ピッチョリーニは1980年代から1990年代にかけて、ネオナチのスキンヘッド暴力団の主要メンバーで極右過激派でした。

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