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2017年7月6日(木)

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  • ドナルド・トランプ大統領は、ポーランドで重要なスピーチを行い「テロと過激派」の脅威に警鐘を鳴らし、西洋文明が危機に瀕していると述べました。そこで歓声を上げていたのは、会場にバスで送りこまれた右翼ポーランド政府支持者たちです。そしてトランプは、歴代大統領が数十年来恒例としてきたワルシャワ・ゲットー蜂起記念碑は訪問しなかったことで批判を浴びています。英ガーディアン紙に定期的に寄稿する元ワルシャワ・ビジネス・ジャーナル政治部編集長、ナイジェリア系ポーランド人のジャーナリスト、レミ・アデコヤに話を聞きます。

  • トランプ大統領はG20サミットに出席するためドイツのハンブルクに向かっていますが、ここでは数万人が抗議に集まると見られています。サミット開催に先立ち、今週はじめにはG20サミットとトランプへの反対デモに数千人が集まりましたが、ドイツ警察が彼らに対して高圧放水砲を使用する事件がありました。デモ参加者は今回のサミットを、人と世界資源の搾取を軸に展開していると見なしています。社会正義を求める「グローバル・ジャスティス・ナウ」(Global Justice Now)のニック・ディアデン代表に話を聞きます。同団体は"Campaigners tell the G20: your model is broken, only radical reform can undermine Trump"(「活動家によるG20への意見書:現在のモデルは破綻している、トランプを止められるのは急進的改革のみだ」)と題された声明を発表しています。

  • トランプ大統領とロシアのウラジミール・プーチン大統領との会談がG20開催期間中に予定されていますが、シリアでは、米支援を受ける民兵が過激派組織「イスラム国」(ISIS)支配下にある都市ラッカへの攻撃を強化し、数千人の市民が同市からの避難を続けています。米国主導の空爆で約20万人が難民となり数百人の住民が死亡していますが、この状況を国連捜査官は「驚異的な数の市民が犠牲になっている」と報告しています。ラッカでは毎日50回もの空爆が行われています。米支援を受ける勢力は、事実上ISISの首都となっているラッカ奪回には少なくとも3か月かかると見込んでいます。シリア人ジャーナリストで、市民ジャーナリスト・グループ「ラッカでは静かに虐殺が繰り広げられている」(Raqqa Is Being Slaughtered Silently)の共同創設者アブダルアジーズ・アルハムザ記者に話を聞きます。2014年に作られたこの組織は、ラッカを掌握したISISによる虐待行為を記録するために創設されました。アルハムザ記者は、賞に輝くドキュメンタリー映画City of Ghosts(『シティ・オブ・ゴースト』)の主役となった人物でもあります。

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