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2017年6月22日(木)

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  • 米国がサウジアラビアへの大量の武器輸出を進める中、サウジ国王は甥である現皇太子を解任し、実の息子を皇太子として交代させました。新皇太子は米国の支援を受けてサウジが先導する壊滅的なイエメン戦争を統括する人物です。この動きは、ドナルド・トランプ大統領が、5月にリアドを訪問した際、計1100億ドルとなる前代未聞の一連の武器輸出契約に署名してから1カ月後に起こりました。この契約には戦車、大砲、戦艦、ヘリコプター、ミサイル防御システム、そしてサイバーセキュリティー技術も含まれます。ヒューマン・ライツ・ウォッチのクリスティン・ベッカレに話を聞きます。

  • 米国の支援を受けてサウジが先導するイエメンでの戦争は今も続いており、すでに1万人以上が犠牲となっています。この戦争で医療システムや上下水道システムも破壊され、コレラが発生して死者が出ています。コレラによる死者数は1054人にのぼり、人口2800万人のイエメン国民の内、1900万人がある種の援助を必要としており、その多くは飢饉に直面していると国連は警告しています。ヒューマン・ライツ・ウォッチのクリスティン・ベッカレに話を聞きます。

  • ヒューマン・ライツ・ウォッチとAP通信が先日、南イエメンにある秘密刑務所ネットワークについての衝撃的な記事を発表しました。これらはアラブ主張国連邦(UAE) およびイエメン軍が運営する秘密刑務所で、子どもを含む数十人が「無差別に勾留され、強制的に行方不明とさせられ、拷問や虐待を受けている」と、ヒューマン・ライツ・ウォッチは述べています。報道によれば虐待された拘留者の尋問には米軍も参加しており、国際法違反の可能性があります。ヒューマン・ライツ・ウォッチのクリスティン・ベッカレに話を聞きます。

  • ロンドンでは、79人が犠牲となった悲惨な高層集合住宅の火災を巡る抗議活動が続いています。6月21日には、火事から無事に非難した住人を含む200人のデモ隊が、ウエスト・ロンドンから国会議事堂まで行進し、この火災に対する政府の対応に抗議を行いました。14日に起こったこの火災は、24階建てのグレンフェル・タワーと呼ばれるビルで発生しましたが、この地区はウェスト・ロンドンでも、貧困地域が高級化される「ジェントリフィケーション」と呼ばれる現象が急激に起こった地域でもあります。ビルの住人の多くは低所得労働者や、英国に移住したばかりの移民でした。最近、このビルを改装した業者は、建物の外壁に可燃性が高く比較的安価の外装材を使用したことを週末に認めています。米国および欧州連合ではこの外装材の使用は禁止されていますが、英国では許可されています。ビルの住人によれば、改装の大部分は、最近建てられた周囲の高級高層ビルから浮かないようにするための、ビルの外観改善を目的としていました。グレンフェル・タワー抗議運動組織の先導をとるムスタファ・アルマンスアに話を聞きます。アルマンスアは、家族ぐるみで付き合いのあった友人が今回の火事で犠牲となったことを知り、抗議運動を始めました。

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