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2017年4月24日(月)

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  • アースデー(地球の日)の22日、マーチ・フォー・サイエンスという国際的な抗議行動が実施され、世界中で何十万人もの科学者と科学を支持する人たちが街頭に出て訴えました。南極大陸も含むすべての大陸で、あわせて600以上の行進や集会が行われました。ワシントンDCの大行進をはじめ、米国では西海岸から東海岸まで全米各地で大規模な行進が行われました。演壇に立ったのは、科学教育番組(The Science Guy)の司会を務めたビル・ナイ、アースデー創設者のデニス・ヘイズ、環境保護庁の前・環境の正義担当官でありトランプ大統領就任後に辞任したムスタファ・アリ、米国地質研究所(U.S. Geological Survey)のサム・ドロージュ、気候変動による急速な氷河の退行を記録する団体「氷河徹底調査団」(Extreme Ice Survey)のジェームズ・ベイログなどでした。

  • 22日、ワシントンDCのマーチ・フォー・サイエンスで演説した中には、ミシガン州フリント市の医師モナ・ハナ=アティーシャもいました。ハナ=アティーシャ医師はイラク系米国人で、フリント市の子どもたちの血中鉛濃度の上昇と、同市が水源をフリント川に切り換えたことの因果関係を発見した人物です。ミシガン州の役人は最初彼女の発見をはねつけましたが、ハナ=アティーシャはそれに屈しませんでした。今も続くフリント市の水質汚染問題、命を救う上での科学の重要性、トランプ大統領によるムスリム入国禁止令について、ハナ=アティーシャ医師と話しました。

  • ワシントンDC初のマーチ・フォー・サイエンスには全米各地の人々が参加しましたが、その中の一人ジュリア・オールソンは「子どもたちの信託」(Our Children’s Trust)の責任者であり法律顧問を務めています。「子どもたちの信託」は21歳以下の若者21人の代理として、歴史的な告訴を行いました。この告訴では、政府は化石燃料排出物の削減のために必要な行動をとっていないとしています。オールソンと彼女の若い依頼人の何人かの話を聞きました。

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