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2017年3月10日(金)

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  • 10日(木)のデモクラシー・ナウ! で、著名な移民権利保護活動家ラヴィ・ラグビアが、移民税関捜査局(ICE)に赴いて定期チェックを受ける直前に話を聞きました。その後どうなったかの情報をお送りします。トリニダード・トバゴ出身のラグビアは、合法的に米国に移民しましたが、15年前に刑事犯罪で有罪判決を受けました。2011年からは何度も執行延期措置を得て強制退去を免れていましたが、トランプ大統領の下では延期措置を受けられないかもしれません。デモクラシー・ナウ! のスタジオを去った後、ラグビアは記者会見を行い、集まった数百人の支持者を前にスピーチを行ってからICEに出頭しました。このまま拘束される可能性もあります。定期チェックには彼の妻と弁護士、牧師、4人の選挙で選ばれた公職者が同伴しました。結果は玉虫色でした。2018年までの執行延期を得たものの、来月に再度出頭するよう言われました。彼は米国籍者と結婚し、米国で生まれた娘がいるにもかかわらず、ICEの職員は彼に渡航文書を準備するよう指示しました。これはしばしば強制退去の最初の手続きとなります。

  • トランプ大統領は難民や一部のムスリム多数国の出身者に対する一時的な入国禁止を試みて国際的な注目を浴びましたが、最も親密な同盟国の一つも独自の入国禁止令を制定しました。今週イスラエル議会は、「BDS」として知られる、イスラエルに対する「ボイコット、投資引き揚げ、制裁」運動の支持者を入国禁止とする法案を可決しました。BDS運動は、イスラエルに圧力をかけて国際法の順守と、パレスチナ人の人権尊重を求める国際的なキャンペーンです。イスラエル議会は、イスラエル人以外の者が、ボイコット運動を支持したり、支持する団体に所属している場合は、入国を禁止するという法律を可決しました。採決後、議会のウェブサイトには「近年、イスラエルをボイコットする呼びかけが広まっている。これはイスラエル攻撃の新段階であるが、我が国はこれまできちんと準備してこなかった」というメッセージを掲載しました。本日は3人のゲストに話を聞きます。ユダヤ系米国人団体「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)代表レベッカ・ヴィルコメーソンと、新作映画 Junction 48(『ジャンクション48』)の関係者2人。監督のウディ・アローニはイスラエルと米国の二重国籍です。主演のタメール・ナファールはパレスチナ人の俳優です。

  • 公開されたばかりのJunction 48(『ジャンクション48』)という映画を通して、イスラエルについて引き続き考えていきます。この映画は、テルアビブ近郊のパレスチナ人とユダヤ人が混住する貧しい都市に住むラップシンガー志望のパレスチナ人カリームに焦点をあてています。『ジャンクション48』ではカリームとパレスチナ人の恋人マナールや友人たちが、ヒップホップを使ってイスラエルの政策に立ち向かっていく様子を描いています。カリーム役はパレスチナ人ヒップホップグループ「DAM」のラップシンガー、タメール・ナファールが演じています。この映画について、監督のウディ・アローニと主演のタメール・ナファールに詳しく話を聞きます。

  • 今週ウィキリークスが公開した、Vault 7(第7保管庫)と呼ばれる数千の文書について、電子フロンティア財団(EFF)代表のシンディー・コーンに話を聞きます。Vault7は、アップルやアンドロイドの携帯、スマートテレビ、そして自動車までもハッキングするCIAのプログラムについて書かれた文書です。その中には、携帯電話を丸ごと乗っ取って、Signal、Telegram 、WhatsAppなどの暗号化メッセージアプリをCIAが回避できるようにするツールについての記載もあります。他の文書には、サムソン社のスマートテレビをハッキングし、電源を切っても会話の音声を録音できる監視装置に変えてしまう、「垂れこぼしの天使」(Weeping Angels)と呼ばれるCIAと英国諜報機関のプログラムの概要が書かれています。また別の文書では、CIAが欧州、中東、アフリカを監視するための秘密拠点としてドイツのフランクフルトにある米国総領事館を使用していたとの記載がありました。「CIAがこうした情報をずっと抱え込んでいたのは大問題です。テクノロジー企業に渡して、私たちの安全のために問題点を修正するようにさせるべきです」とコーンは話ます。

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