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2016年11月21日(月)

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  • 本日は時間いっぱいを使って、大統領に選ばれたドナルド・トランプがどのような政権を作ることになるのかを考えます。大統領選でトランプは、偏見に満ちた発言を繰り返し、移民やイスラム教徒を脅迫し、女性蔑視の態度を露骨にしたキャンペーンを行いました。トランプが副大統領に選んだマイク・ペンスは、トランプにバランスを取らせる重しとして形容されることが多く、「エスタブリッシュメントへの橋渡し」役と呼ばれます。調査報道サイト『インターセプト』共同設立者のジェレミー・スケイヒルは、政権のナンバー2にペンスが起用されたことは「急進的な宗教右派にとって巨大なクーデターになった」と語ります。「ペンスと彼に近いキリスト教至上主義の過激派は、自力ではホワイトハウスの座を得られなかったでしょう。ドナルド・トランプは彼らにとって天の恵みになりました」

  • 調査報道サイト『インターセプト』の共同設立者ジェレミー・スケイヒルが、トランプが閣僚に任命しようとしている「ライバル・チーム」を検証します。スケイヒルによると、トランプが新政権の要となるポストに指名しようとしている人々はみな、「トランプとペンスがこれまで重んじてきた問題に関して、オバマ大統領と直接対立することとなった」と指摘します。国家安全保障担当補佐官には、反イスラムの世界観で知られるマイケル・フリン元陸軍中将が起用されました。フリンはイスラムを「癌」と呼び、「イスラム教徒に恐怖を覚えるのは合理的」と主張した人物です。CIA長官には、グアンタナモ収容所閉鎖に反対したカンザス州選出下院議員マイク・ポンペオが指名されました。司法長官に選ばれたのはアラバマ州選出の上院議員ジェフ・セッションズです。セッションズは元検事で、1996年に上院議員に選ばれますが、移民排斥の法律を一貫して支持し、投票権法には先頭に立って反対していました。

  • 調査報道サイト『インターセプト』共同設立者のジェレミー・スケイヒルは長年にわたり、民間警備請負業者についての報道を続けてきました。その一つが、すでに解散している民間軍事会社「ブラックウォーター」とつながりのある民間警備会社「タイガースワン」の報道です。同社は現在、ダコタアクセスパイプライン建設会社のために、情報当局との協力を担当しています。スケイヒルが、同社のこれまでの動きについて説明します。総工費38億ドルのダコタアクセスパイプライン建設をめぐっては、アメリカ先住民や抗議者らによる抵抗が繰り広げ、先日も100人以上が警察によって負傷させられました。そのほとんどはゴム弾や催涙ガス、催涙スプレー筒などで攻撃され、凍える寒さの中で放水砲で水を浴びせられた人もいました。警察が攻撃を始めたのは、公共物であるはずの橋への道に当局が軍事用品を用いて置いたコンクリート製の障害物を、「水保護者」の抗議者らがどけようとした時でした。

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