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2016年6月6日(月)

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  • 20世紀を代表する世界的アイコンの一人、モハメド・アリが亡くなりました。10日にルイビルで行われる葬儀には、数千人が参列する見通しです。史上最も偉大なボクサーとして知られるアリは、人種差別と戦争に抗う活動家としても人々の記憶に刻まれています。1966年にベトナムで戦うことを拒否すると宣言したアリは、翌年4月に「良心的兵役拒否者」の身分の申請を却下されても、入隊拒否を貫きました。これを理由に世界タイトルを剥奪され、さらに懲役拒否の罪で5年間の実刑判決も下されました。彼はこれに控訴し、最高裁判所まで争った末、1971年に有罪判決が覆されまでした。

  • ボクシングの世界チャンピオンで活動家だったモハメド・アリの生涯と功績を、The Complete Muhammad Ali(『モハメド・アリのすべて』)を昨年出版した教育者で作家のイシュマエル・リードと振り返ります。リードは、マッカーサー基金ジーニアス賞の受賞者で、現在はカリフォルニア美術大学の客員研究員を務めています。

  • ベトナム戦争への反対を表明した1966年のモハメド・アリの演説を、伝説的なミュージシャンのジョン・レジェンドが朗読します。「彼らは私にこう求める。軍服に身を包み、故郷から1万マイルも離れて、ベトナムのブラウン・ピープル(黒人=ブラック・ピープルに対比)に爆弾を落とし、銃弾を降らせろと。(故郷)ルイビルではニグロと呼ばれる人たちが犬のように扱われ、最低限の人権も拒否されているというのに、よくまあそんな要求ができたものだ」 ジョン・レジェンドのこの朗読は、ハワード・ジンとアンソニー・アーノーブの共著Voices of a People’s History of the United States(『肉声でつづる民衆のアメリカ史』)に基づく映画The People Speak(『人々は語る』)に収録されています。

  • 20世紀最大のアイコンの一人、モハメド・アリが74歳で亡くなりました。詩人で教授を務めるエリザベス・アレグザンダーが、アリの視点で描いた自作の詩"Narrative:Ali”(「アリの話」)を朗読します。

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