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2016年5月26日(木)

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  • 米政府内監査部は、ヒラリー・クリントンが国務長官だった期間に許可なしに私用メールサーバーを使用したのは、政府規定違反だったと結論づけました。この国務省総括監査長官による報告書は長く待たれていたものでしたが、主要結論は「違反」と言うものでした。同報告書は、もしクリントンが同省情報セキュリティー担当者に自宅にある私用サーバーの使用許可を求めたとしたら、「重大なセキュリティ・リスク」の恐れから許可されなかったと結論づけています。これは、自宅のサーバー利用は認められており、許可を取る必要はなかったとするクリントン側の主張と食い違います。同報告書はまた、クリントンが私用メルアドで送受信したメールをきちんと保存しなかったことについても批判しています。同報告書によれば、クリントンおよびシェリル・ミルズ、ジェイク・サリバン、そしてフーマ・アベディンを含む彼女の部下8人は、監査総括監査室の捜査中に質問を受けることを拒否しました。国務長官時代のヒラリー・クリントンの私用メールサーバー使用については、現在FBIも捜査中です。ジャーナリストマイケル・トレーシーに話を聞きます。

  • 5月25日にダラスで行われたエクソンモービル社年次株主総会では、気候変動対策のための一連の決議案が拒否されました。その中にはカリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)、ニューヨーク州トーマス・ディナポリ会計監査官、英国国教会も支持した決議案も含まれます。しかし、少数株主が外部者を取締役として任命することができる決議案が可決したことで、将来、気候変動活動家がエクソン社の取締役になる可能性がでてきました。今回は、炭素ガス排出量増加と危険な気候変動を関連づけたエクソン社の科学者による調査結果を、同社が数十年間隠蔽してきたことが発覚して以来はじめての株主総会でした。同総会では、元エクソン社科学者の孫娘が、同社CEOにこれまでの方針について問い詰めました。質問を行ったアナ・カリンスキーに話を聞きます。

  • 5月25日、エクソンモービル社株主総会は気候変動対策を求める一連の決議案を拒否しました。今回は、炭素ガス排出量増加が危険な気候変動に関連しているとする、同社の科学者による調査結果を、エクソン社が数十年間隠蔽してきたことが発覚して以来はじめての総会でした。環境保護団体「350.org」の共同創設者、ビル・マッキベンに話を聞きます。マッキベンは先日、ガーディアン紙にLet’s give up the climate change charade: Exxon won’t change its stripes(「気候変動についての見え透いた言い訳はもうお終いにしよう――エクソン社は変わる気などないのだから」)と題された記事を寄稿しました。マッキベンは以前、エクソン社ガソリンスタンド前で一人、「エクソンモービル社が気候変動について嘘をついたため、このスタンドは現在、一時閉鎖中です」と書いたプラカードを掲げる抗議活動を行い逮捕されたこともあります。

  • ビル・マッキベンは先日、バーニー・サンダース上院議員により今年の民主党全国委員会における党の政策綱領委員に任命されました。サンダース議員は他にも人種差別反対運動活動家のコーネル・ウエスト、ネイティブ・アメリカン活動家のデボラ・パーカー、ミネソタ州選出で議会革新議員団委員長も務めるキース・エリソン下院議員、そしてパレスチナの権利活動家で学者、アラブ系米国人協会(Arab American Institute)創設者のジェームズ・ゾグビーの4人を任命しました。環境保護団体「350.org」共同創設者のビル・マッキベンに、7月にフィラデルフィアで行われる民主党政策綱領委員会で、環境保護運動の経験をいかに活かすつもりかについて話を聞きます。

  • オバマ政権は最近、全国の公立学校に対して、トランスジェンダーの学生に自らの性的アイデンティティに沿ったトイレとロッカールームを使用する許可を義務付ける指示を出しました。それに対し5月25日、11州がオバマ政権を相手取って訴訟を起しました。11州の内9州の知事は共和党員です。訴状によれば、「被告は全米の職場および教育現場を大規模な社会実験の場とし、民主的プロセスを軽視し、子どもおよび基本的プライバシーの権利を守る常識的政策を踏みにじった」としています。「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」(Human Rights Campaign)は、テキサス州先導の同訴訟は「これらの州および全米のトランスジェンダーの若者に対する恥ずべき攻撃」だと声明を出しました。この訴訟が起こされる少し前、オバマ政権がノースカロライナ州が通過させた「HB 2」と呼ばれる反トランスジェンダー法に対して同州を訴える訴訟を起したばかりでした。「HB 2」法は、LGBTの人々を差別から守る条例を無効とし、トランスジェンダーに出生証明書にある性別のトイレ使用を強制する法律です。米自由人権協会(ACLU)の専任弁護士チェイス・ストレンジオに話を聞きます。

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