« 前  

2016年5月11日(水)

  次 »
  • オバマ大統領は、今月末、広島を訪問します。米国の現職大統領による訪問は初めてです。ホワイトハウスの発表によると、オバマは第二次世界大戦最終時に行われた米国の原爆投下の謝罪は行いません。1945 年 8 月 6 日の核攻撃は、膨大で広範囲に及ぶ破壊を引き起こしました。衝撃波、放射能、および熱線により 14 万人あまりが亡くなりました。 3 日後、米国は2発目の原爆を長崎に投下し、7 万 4 千人が殺害されました。オバマ大統領は、安倍晋三首相と共に、世界初の被爆地を訪れる予定です。オバマの広報担当顧問ベン・ロードの話では、オバマの広島訪問は「核兵器なき世界の平和と安全保障を目指す長年にわたる米国の、さらに大統領個人のコミットメントを再確認するもの」だと言うことです。オバマの訪問と期を一にして、「核への責任を求める同盟」(Alliance for Nuclear Accountability)の報告書が発表され、 米国がひっそりと核兵器を新型に更新中で、小型でより精度の高い核爆弾の開発のため、今後 30 年間と 総額1 兆ドルをかけた大規模な取り組みを行っていることが明らかにされました。「ピースアクション」(Peace Action)代表のケビン・マーティンに話を聞きます。

  • ドナルド・トランプ陣営は、カリフォルニアの代議員に有力な白人至上主義のリーダーを選出したことで批判を浴びています。ウィリアム・ジョンソンは、「白人のみの分離国家」の創生を唱え非白人市民のほぼ全員の米国外への追放をあけっぴろげに支援する「米国自由党」(American Freedom Party)の党首です。9 日にカリフォルニア州務長官が公表した代議員リストにジョンソンの名前が載っていました。マザージョーンズ誌(Mother Jones)が10日にこれを曝露すると、ジョンソンを選出したトランプ陣営は「データベースのミス」のせいにしました。しかし、マザージョーンズ誌が公開した通信記録をみれば、トランプ陣営が9日にもジョンソンと連絡を取っていたことがわかります。マザージョンズのジョシュ・ハーキンソンから話を聞きます。

  • ニューヨーカー誌の最新号に衝撃的な曝露記事が掲載されました。記事は、フロリダ州デード刑務所の刑務官たちが精神障害のある囚人を殴打し、やけどしそうに熱いシャワーを浴びせ、食事を与えないなどの扱いをしていることを暴露しています。ジャーナリストのエヤル・プレスによると、刑務官たちは、精神保健担当者も含めた刑務所職員が報復を恐れて声をあげないことが多いのをいいことに、処罰などなきがごとしの行為を行っています。米国の刑務所は主要な精神障害者用施設になっているというのです。フロリダ州ではこの傾向が特に顕著で、この州が一人当たりに費やす精神保健費用は、アイダホ州に次ぐ低さです。エヤル・プレスと彼の情報源の一人で精神療法士のジョージ・マリンクロットから話を聞きます。マリンクロットは 2011 年にデード刑務所の移行期治療ユニットで起きた自分の患者への虐待を報告したことで解雇されました。

Syndicate content