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2016年3月11日(金)

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  • 15日に予定されるフロリダ州、オハイオ州、イリノイ州、ノースカロライナ州、ミズーリ州の予備選を前に、共和党の残る候補者4人が10日(木曜日)マイアミでCNN主催の討論会に参加し、舌戦を繰り広げました。ドナルド・トランプ候補は「イスラム教は我々を嫌っている」という自身の発言を弁護し、彼の集会が過激になっているという批判を一蹴しました。イスラム教徒の共和党員モハメッド・エリビアリーとニューヨークイスラム教民主党クラブの共同創設者リンダ・サルスールによる討論会を開きます。

  • ミシガン州での バーニー・サンダース候補の逆転勝利を受けて、メディアのコメンテーターの中には、アラブ系やイスラム教徒の有権者の圧倒的多数がサンダース上院議員に投票したことに動揺を隠せない人もいました。米国で最もアラブ系の人口が集中するディアボーンで、サンダース候補は6割の票を獲得しました。リンダ・サルスールとモハメッド・エリビアリーに話を聞きます。

  • マイアミで開催された共和党の候補者討論会で、マルコ・ルビオ、テッド・クルーズ、ジョン・ケーシックの3候補は、イスラエル=パレスチナ間の交渉には一切反対する立場を明らかにしました。イスラエルに倣って占領下の西岸地区を「ユダヤ・サマリア地区」[イスラエルの一部だという意味]と呼ぶルビオ候補は、「イスラエルとパレスチナの和平も30年ぐらいのうちには成立するかもしれない」と発言しました。和平交渉を支持したのはトランプ候補だけでした。

  • 2016年の米国大統領選で、ラテンアメリカ政策がどのように取り上げられているかを見ていきます。10日に開催された討論会では、マルコ・ルビオ候補とテッド・クルーズ候補がキューバとの国交正常化へ踏み切ったオバマ大統領を酷評しました。オバマ大統領の取り組みを評価していたトランプ候補は一歩引いて、もっとよい条件が獲得できたはずだと述べました。一方、9日夜には、元国務長官のヒラリー・クリントン候補が、バーニー・サンダース候補が1980年代に行ったキューバとニカラグアに関する発言を批判しました。

  • ヒラリー・クリントン元国務長官は、2009年ホンジュラスで起きたクーデターへの対処について新たな疑惑にさらされています。民主的に選ばれたマヌエル・セラヤ大統領がこのクーデターで追放された後、ホンジュラスは世界で最も危険な地域の一つとなりました。先週、先住民の環境活動家ベルタ・カセレスが自宅で暗殺されました。カセレスは2年前のインタビューで、クーデターを支援したとしてクリントン元長官を名指しで非難していました。「私たちはクーデターの中から立ち上がりました。クーデターを克服できていません。元に戻すことはできません。違法な状態がずっと続きました。やがて、選挙が行われることになりました。ヒラリー・クリントンは、自著『ハードチョイス(困難な選択)』の中で、ホンジュラスに何が起こるかを事実上予告していました。北米の人たちが私たちの国にちょっかいを出していることを示す証拠です。セラヤ大統領の復権は二の次だったのです。ホンジュラスでは選挙が行われる予定でしたが、メル・セラヤが大統領に復帰することは許さないということを、彼女(クリントン)は承知していました」とカセレスは話します。ほとんど知られていないカセレスの映像を紹介するとともに、歴史学者グレッグ・グランディンに話を聞きます。

  • アルゼンチンは国の債務から利益を搾り取ろうと14年間もつきまとった米国のヘッジファンドと、支払いの合意に達しました。これらのヘッジファンドはアルゼンチンの債券を同国の財政危機に乗じて捨て値で買い取り、その後、全額の返済を求めていました。前アルゼンチン大統領クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネルは、ヘッジファンドを「ハゲタカファンド」と呼び、支払いを拒否していました。しかし、右派の新大統領マウリチオ・マクリが就任すると、アルゼンチンは、米国の億万長者ポール・シンガーが経営するエリオット・マネジメントをはじめ4つのヘッジファンドに合計46億5千万ドルを支払うことに合意しました。この合意条件では、アルゼンチンに要求していた総額の約75%、実際支払った債務費用の数倍の金額をヘッジファンドが手にすると見られています。ジャーナリストのグレッグ・パラストに話を聞きます。彼の最新記事は"Rubio’s Billionaire Wins Ransom from Argentina"(ルビオ支援の億万長者がアルゼンチンを恫喝し金を勝ち取る)です。

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