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2015年12月24日(木)

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  • 米陸軍のボウ・バーグダール軍曹は今週、2009年に在アフガニスタン米軍基地から姿を消した件に関する容疑で法廷に召喚されました。タリバンに捕えられたバーグダール軍曹は5年間拘束され、繰り返し拷問されました。タリバンは2014年、グアンタナモ基地に拘束されていた5人と引き換えにバーグダール軍曹を解放。バーグダール軍曹が語ったところによると、彼が持ち場を離れたのは、自分の部隊で行われていた不正を報告するために、別の米軍基地に向かうところだった言うことです。この事件を捜査した士官を含む、独立した軍事専門家2人は、バーグダールに禁固刑を与えるべきではないと勧告しました。しかし12月はじめ、ロバート・エイブラムス陸軍大将はこの勧告には従わず、バーグダール軍曹を脱走と敵兵に対する不正行為の容疑で軍法会議にかけるよう命令しました。本日は、エイブラムス陸軍大将は共和党主導の政治的圧力に負けたのだと語る、元米陸軍主席法律顧問のレイチェル・バンランディンハムに話を聞きます。彼女は米空軍に20年勤務し、マーティン・デンプシー陸軍大将およびデービット・ペトレイアス陸軍大将の元で米中央軍のために国際法の主席法律顧問を勤めました。バンランディンハムは現在、サウスウエスタン大学ロースクールで准教授として教鞭をとります。

  • ボウ・バーグダール軍曹が軍法会議にかけられ、引き続き共和党主導の攻撃にさらされているのに、海軍の特殊部隊が、捕虜を虐待し死者も出した事件については、隠蔽が疑われているにも関わらず軍関係者は沈黙を保っています。バーグダール軍曹が法廷に召喚された数日前、ニューヨークタイムズ紙が2012年にアフガニスタンで海軍特殊部隊の兵士3人が被拘束者数名に対し激しい虐待を加え、内一人はその傷が原因で死亡した事件を報じました。米兵士4人がその虐待を目撃したと証言しましたが、海軍上層部は懲罰過程を非公開にする決定を下しました。通常、懲罰過程を非公開とするのは、ささいな違法行為に限られています。結局、容疑者である海軍特殊部隊の兵士3人は、不正行為がなかったとの判決で無罪となりました。元米陸軍主席法律顧問のレイチェル・バンランディンハムに話を聞きます。バンランディンハムはボウ・バーグダール軍曹が軍法会議にかけられたことを批判するとともに、海軍特殊部隊による虐待事件の審理再開を求めています。

  • クラレンス・モーゼス=エルは無罪だと主張し続けた罪で有罪判決を受け、28年拘束にされた後、釈放されました。1989年、ある女性が、暗闇で彼女をレイプし暴行を加えた男がアフリカ系アメリカ人のモーゼス=エルだという夢を見たと証言。その証言に基づいて、彼は有罪判決を受けたのです。モーゼス=エルはずっと無罪を主張してきました。警察が被害者から採取した証拠である「レイプキット」および、シーツや被害者の服など証拠になりそうなものを破棄したため彼の無実が証明できなかたのです。そして2012年に別の男がこの事件の罪を認め、彼への判決が覆ったにもかかわらず、モーゼス=エルが釈放されたのは今週のことでした。デモクラシー・ナウ! 独占インタビューでは、クラレンス・モーゼス=エルに手に入れたばかりの自由と、他人の夢で30年近く悪夢に悩まされたことについて話を聞きます。

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