« 前  

2015年12月4日(金)

  次 »
  • 11月30日(月)、オバマ大統領は温室効果ガス排出の削減目標を各国首脳が自主的に公約したことを称賛しました。「パリ会議を前に、世界の排出量の 95 パーセント以上を占める 180 カ国以上が自国の気候対策目標値を提出しましたた。これは前進です。しかし、一握りの国が公約を拒んでいます」と、オバマ大統領は言いました。公約提出を拒んだニカラグアの気候変動交渉主任ポール・オクィストに、拒否した理由を聞きます。

  • 国連気候会議の第一週が終わろうとしています。会議初日の月曜日、オバマ大統領をはじめ世界各国の首脳約 150 人がパリに集まりました。オバマ大統領は、各国首脳が温室効果ガス排出削減の自主的な目標の達成を公約したことを称賛しました。しかし、それは空約束だと批判する人たちもいます。「オバマ大統領は、先進国と米国が責任を引き受け、気候変動に取り組むために対策を講じると言いました。しかし、それは言葉だけのことです。交渉の行方を見ていると、会議における米国の交渉担当官の見解は責任を引き受けるには程遠い。米国は、責任を開発途上国になすりつけているのです。・・・だからオバマ大統領の発言は空虚に響きます」と、サード・ワールド・ネットワーク(Third World Network)の気候変動まとめ役のミーナ・ラマンは言います。

  • ニカラグアでは 10 月に、何千人もの農村住民が首都のマナグアに押し寄せ、大西洋と太平洋を結ぶ運河の建設に抗議しました。 500 億ドル事業のこの運河はパナマ運河よりも大型になる計画で、最大 12 万人の住人が立ち退きにあう可能性があります。多数のニカラグア人が何日もかけて旅をし、マナグアで行われた抗議に参加しました。こうした人たちが首都に到着するのを阻止するため警察が数多くの道路封鎖を行ったと報道されています。農民のラファエル・エンジェル・ベルムデスは、中国企業に運河建設のための土地収用を認めた 2013 年の法令を無効にするよう訴えた人々の一人です。ニカラグアの気候変動交渉主任のポール・オクィストに話を聞きます。

  • 1988 年にジェームス・ハンセンは米国議会で証言し、初めて気候変動の危機について警告しました。当時ハンセンは NASA の首席気候学者でした。その後、彼は米国で最も影響力を持つ気候学者になりました。今年彼は、国連気候変動首脳サミットに初めて出席します。世界の首脳に、危険な地球温暖の阻止に向け間違った方向に進んでると警告するためにパリに来ました。

  • 今週、アフリカ開発銀行はエネルギー事業に今後 5 年間で 120 億ドルを支出すると発表し、再生可能エネルギー推進の手本を示したことで、パリではアフリカが称賛されました。しかしアフリカが前進する中、気候変動の影響の矢面に立たされる女性は取り残されるのではないでしょうか?大陸全土でアフリカ女性達は自分達で解決法を考えています。今日はアフリカ大陸両側から気候正義活動家をお迎えました。プリシラ・アチャクパはナイジェリアの交渉代表で、この国連気候会議では「女性部会」(Women's Caucus)と「女性とジェンダー部会」(Women and Gender Constituency)のメンバーです。彼女はナイジェリアの女性環境プログラムの専務理事です。エドナ・カプトヨはケニアを拠点とする先住民情報ネットワーク(Indigenous Information Network)のメンバーで、この国連気候会議では、先住民部会(Indigenous People's Caucus)と「女性とジェンダー部会」に所属しています。

  • 130 人の命を奪った 11 月 13 日の襲撃事件を受けて、パリでは抗議活動が制限されていますが、活動家たちは今日、パリのグラン・パレで大規模な座り込みを試みました。これは、企業スポンサーが気候変動への「解決策」として遺伝子組み換え食品、水道やバイオ燃料事業の民営化などを強く押し出すことに抗議するためです。欧州企業活動監視団体(Corporate Europe Observatory)のパスコエ・サビドに最新情報を聞きます。

Syndicate content