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2015年9月9日(水)

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  • 国連の推定によると、シリア、アフガニスタン、パキスタン、イラク、サハラ以南のアフリカやその他地域での暴力と騒乱から逃れるために、2015年に地中海を渡ってヨーロッパに避難しようとする人の数は少なくとも85万に上りそうです。今年に入って既に36万6千人がヨーロッパに到着しています。本日、欧州委員会委員長はEU加盟国に対し、戦禍のさなかにある国々から合計16万人の難民を受け入れるよう求めました。ドイツ連邦議会の議員で、左翼党の人権問題担当者であるアネッタ・グロスに話を聞きます。グロス議員は先週ハンガリーから帰国したばかりで、訪問中にブダペストの鉄道駅に足止めされている数千人の移住者を目撃しました。「この大量移住の原因は何か?戦争、そしてテロです。責任は米国の前政権にあります」とグロスは言います。

  • 欧州委員会は、欧州全域の22カ国に合計16万人の難民を分担して受け入れるよう求める新提案を行いました。ドイツは、この提案を支持しており、毎年50万人の難民受け入れが可能だと発表しています。ハンガリー、チェコ共和国、スロバキア、ポーランドなど他の多くの欧州諸国は、受け入れ義務化に反対の姿勢を取っています。欧州委員会の元アドバイザーのフィリップ・レグレインに話を聞きます。レグレインは最近ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した"Open Up, Europe! Let Migrants In"(「ヨーロッパを開放せよ!移民を受け入れよう」)の中で、難民の流入がヨーロッパにもたらすメリットについて書いています。

  • 国連は、シリアの難民危機は「今世紀最大の人道危機」だ と述べています。400万人以上のシリア人が国外に逃れ、国内にも数百万人の難民がいます。シリア系アメリカ人コミュニティー活動家のサラブ・アルシシャクリに話を聞きます。シシャクリはより多くのシリア難民の受け入れを米国政府に求めています。これまでのところ、米国に再定住したシリア難民は1万5千人にすぎません。

  • 国連の推定では、今なお続く戦争によって国外難民となったシリア人は400万人にのぼります。難民のひとりに話を聞きます。23歳のザヘル・マジューブはダマスカスの大学で経営学の学位を取得後、シリアを逃れました。旅は数カ月に及び、まずトルコへ行き、船で地中海を渡りギリシャへ向かいました。地中海を横断中、満員の船が浸水し、ザヘルはとっさに海に飛び込みました。泳げる人がほかにあまりおらず、そのままでは女性や子供たちの命が危険だと思ったからです。ギリシャからウィーンに辿り着き、最終地点のイギリスを目指しています。もう一人のゲスト、ウィーンの地域社会が運営するトレイン・オブ・ホープ(Train of Hope)のボランティア・スタッフ、エリック・ライダルにも話を聞きます。

  • 9月7日のたった1日の間に、 旧ユーゴスラビアのマケドニア共和国に7,000人のシリア難民が到着しました。マケドニアとギリシャの国境にいるガブリエラ・アンドレエフスカに中継で話を聞きます。アンドレエフスカは過去4か月間に渡り、国境を超える難民に食事、交通手段、薬を提供し、現場で救援を行っている主要活動家のひとりです。

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