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2015年4月24日(金)

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  • パキスタンでの米国無人機による攻撃でがアルカイダの人質2人が誤って殺害されたと伝えられています。ホワイトハウスは、米政府の契約業者ウォーレン・ワインスタインとイタリア人の援助活動家ジョバンニ・ロポルが、1月にアフガニスタンとパキスタンの国境地帯で死亡したと発表しました。23日、オバマ大統領はこの失敗した作戦の「全責任」は自分にあるとし、今回のことは非常に遺憾な痛ましい損失であると表現しました。ホワイトハウスによると、この作戦により米国人アルカイダ指導者のアハマド・ファルークも殺害したと伝えられています。別の攻撃では別の米国人アルカイダメンバーのアダム・ガダーンも死亡したとしています。何百時間もの監視にも関わらず、ホワイトハウスはこの攻撃中に米国人とイタリア人の人質らがアルカイダの収容所に拘束されていたと信じるのに十分な根拠は何もなかったとしています。アメリカ自由人権協会(ACLU)の副法務部長のジャミール・ジャファーは「どちらの攻撃でも実際に誰を殺しているか政府は知らなかったのです。昨日の発表によって、これらの攻撃を政府が統制している規制を問題視する理由がさらに増えました」とい言います。イエメンで起きた米国無人機攻撃による一般市民殺害を記録した新たな報告が発表された直後にこの作戦失敗が発覚しました。

  • ワシントンポスト紙によれば、米議会が今後の囚人移送の妨害することでオバマ大統領によるグアンタナモ米軍収容施設の閉鎖計画を頓挫させようしているのに先駆け、米国防総省は5月に同収容施設からの数十人の囚人移送をさらに迅速化するつもりだといいます。手始めとして、おそらく6月に10人の囚人を国外に移動する計画を立てています。最終的に国防総省は移送許可の出ている57人の囚人を2015年末までに移すこととを目指しています。本日は、新たな法律により施設閉鎖がほぼ不可能になるだろうと話すアメリカ自由人権協会の副法務部長のジャミール・ジャファーに話を聞きます。

  • ザ・ニューヨーカー誌が入手した強烈な動画には、ニューヨーク市のライカーズ島刑務所施設内の度を超した暴力が記録されていました。監視カメラ映像には、10代の元受刑者のカリーフ・ブローダーが2度にわたり暴行されているところが映っていました。1つ目は2012年、独房の名で知られているライカーズ中央刑罰隔離棟の中にいるこの若者の映像です。看守がブローダーをシャワー室に連れて行く途中でブローダーが何か喋った瞬間、突然看守が既に手錠をされている彼を乱暴に床に押さえつけました。2010年の別の映像では、ブローダーが彼の顔につばを吐いたギャングメンバーを殴った後に何十人もの他の受刑者から暴行を受けているところが映っています。他の受刑者らはブローダーの上に乗っかり、看守が仲裁に入るまで拳で殴っています。リュックサック窃盗という彼が犯していない罪を認めなかったために高校2年生の16歳で刑務所に入れられた後、どのように彼がライカーズ刑務所で3年近くを過ごしたのか、2014年にザ・ニューヨーカー誌上で彼についての記事を書いた同誌常勤記者のジェニファー・ゴナマンに独占インタビューをします。この動画について彼女と話すのは当番組が最初です。「(ライカーズ刑務所内の)動画は決して絶対に外部に出ません。誰も見ていないところで、この動画に移っているようなことが起きているのです。」とゴナマンは話します。

  • 4月第4週で、アルメニア人虐殺事件から100年となります。1915年4月24日、オスマン帝国の青年トルコ党が、トルコの支配下で暮らしていた非武装のキリスト教徒少数派民族アルメニア人の組織的かつ計画的な大量虐殺を始めました。約150万人のアルメニア人が直接的な殺害のほか、餓死、拷問、「死の行進」の強要などで死亡しました。それに加え100万人が難を逃れて恒久的に亡命しました。今日でもトルコ政府はこの虐殺を否定し続けており、オバマ大統領は大統領就任以来、この出来事に対し「虐殺」という表現を避けています。番組では、コルゲート大学人文科学教授でThe Burning Tigris: The Armenian Genocide and America’s Response(『燃えているチグリス川:アルメニアの大量虐殺とアメリカの対応』)の著者であるピーター・バラキアン、父親が1915年アルメニア人虐殺の生存者のアナヒド・カチアン、そしてコロラド州アルメニア人協会(Armenians of Colorado)の活動家サイモン・マガキアンに話を聞きます。また、アルメニア人ラジオ・パーソナリティーで作家のデイビッド・バーサミアンの母親が、幼少時に起きたアルメニア人虐殺の体験を語った録音も放送します。アラクシ・バーサミアンは生き残りましたが、彼女の両親と兄弟たちは生き残りませんでした。

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