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2015年2月16日(月)

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  • デンマークの警察当局は、コペンハーゲンのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)と、言論の自由を呼びかけるイベントを襲撃した容疑者の男を射殺しました。地元メディアによると、容疑者は、数週間前に刑務所から釈放されたばかりの22歳のオマル・フセインです。また、容疑者をほう助したとして男2人が訴追されました。襲撃のターゲットとみられるスウェーデン人画家のラルス・ビルクスは、頭部が預言者ムハンマドの犬の絵を描いたことで、殺害の脅迫を受けていました。ビルクスは無傷でしたが、デンマーク人の映画監督が頭を撃たれて死亡し、警官3人が負傷しました。数時間後、容疑者はさらにシナゴーグを襲撃し、外の警備員を殺害し、警官2人にけがを負わせました。コペンハーゲンでの襲撃事件は、パリの仏雑誌シャルリー・エブド本社での無差別殺人から1か月後に起こりました。本日は、襲撃事件が起こったコペンハーゲンの言論の自由のイベントの講演者だったインナ・シェフチェンコに話を聞きます。シェフチェンコは、独裁政治や宗教、性風俗産業など家父長制の表れだとみなした対象に対し、しばしばトップレスで抗議を行う国際的な女性抗議集団「Femen」のリーダーです。また、オックスフォード大学の現代イスラム教研究の教授でイスラム教と西洋社会について影響力の高い著書を多数執筆しているタリク・ラマダンにも話を聞きます。

  • ノースカロライナ大学のムスリムの学生3人が殺害された事件と、13日にテキサス州ヒューストンのイスラム・センターが放火された事件に対する連邦当局の調査が始まる中、米国で反ムスリム感情を資金援助したり焚き付けたりしている人々の存在を明かした新たな報告書を見ていきます。Fear, Inc. 2.0, The Islamophobia Network’s Efforts to Manufacture Hate in America(「恐怖株式会社 2.0、米国にヘイトを生み出すイスラム恐怖症ネットワークの活動」)と題されたこの報告書は、センター・フォー・アメリカン・プログレス(CAP)が調査してまとめたもので、2011年に発表された報告書の更新版です。本日はこの報告書の共同著者で、CAPのイスラム恐怖症プロジェクト責任者のヤスミン・タエブに話を聞きます。

  • ノースカロライナ州の首都ローリーで14日、1965年の血の日曜日事件以来南部で最大の公民権デモの一つと主催者が標榜するデモに数万人が集まりました。このマス・モラル・マーチ(モラル大行進)は、投票権、教育、環境、医療制度そして女性の権利を脅かす共和党議員の動きに立ち向かうため毎年行われています。ノースカロライナ州の共和党は、知事の座を持っており、州議会両院でも多数を制しています。今年初めての正式なモラル・マンデー抗議行動となる本日は、州の人々を傷つける政策をとり続けているとして彼らを起訴する「人民裁判」が開かれる予定です。デモでは、兄弟を失った2人が並び、感動的な演説を行いました。遺族がヘイト・クライムだと呼ぶ先週チャペル・ヒルで起きた事件で殺害された3人のムスリム学生のうちの一人、ディーア・バラカトの兄ファリス・バラカトと、昨年ノースカロライナ州ブラデンボロで不審な状況で首をつって死亡しているのが発見された10代のアフリカ系アメリカ人レノン・レーシーの兄ピエール・レーシーの2人です。今回のデモは、本日のゲストである全米黒人地位向上協会(NAACP)州代表ウィリアム・バーバー牧師によって率いられた9回目のマス・モラル・マーチになります。

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