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2015年2月13日(金)

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  • ノースカロライナ州チャペルヒルで殺害されたムスリムの学生3人の葬儀が12日に行われ、5000人あまりが参列しました。FBIは同日、殺人事件として調査を開始したと発表しています。本日の番組では被害者の一人、ユーソル・アブサルハの肉声をお届けします。2013年、アブサルハは、「物語り隊」(StoryCorps)のブースに入り、ラリー市のアル=イマン学校の3学年の教師ムサラット・ジャビーンとのインタビューを録音しました。「米国で育って、ほんとに恵まれていると思います。頭を覆っているヒジャーブなどのために私は少し人目に立ってしまうけれど、それども私たちの文化にとけこんでいると感じる」とアブサルハは語っていました。ほかの2人の犠牲者、ディーア・バラカトとラザン・モハマド・アブサルハもアル=イマン校の卒業生です。

    画像著作権: storycorps.org

  • 警察の責任追及を求める声が全米で高まる中、デンバー市で警官が十代の少女を射殺した事件に抗議が起きています。1月26日朝、デンバー市警が17歳のジェシカ・ヘルナンデスを射殺しました。ヘルナンデスは数人のティーンエイジャーたちと一緒に盗難車を運転していて一人の警官をはね、負傷させたと説明されています。ロバート・ホワイト警察署長によれば、警官たちは発砲する前に、ヘルナンデスに向かって車から降りて外に出るよう繰り返し命じたそうです。しかし車に同乗していた人物は、ヘルナンデスが車の操縦を制御できなくなったのは、撃たれて意識を失ったからだと話しています。目撃者たちによると、ヘルナンデスは、意識を失ったとみられる状態で車から引きずり出されました。近所の住民が撮影したビデオには、撃たれた後のヘルナンデスに警官が手錠をかけて身体を検査し、ぐったりして動かなくなっているヘルナンデスの身体を回転させ、仰向けからうつぶせにしているようすが写されています。射撃に関与した警官2名は、事件の捜査中、休職状態に置かれています。5日にデンバーで開かれた「LGBTの平等に関する全米会議」(the National Conference on LGBT Equality)では、活動家たちがヘルナンデス殺害に抗議して、予定されていたマイケル・ハンコック市長の演説をキャンセルさせました。7日のヘルナンデスの葬儀には、推定800人あまりが参列しました。2人のゲストに話を聞きます。ミミ・マドリード・プーガは、コミュニティ・オーガナイザーで「コロラド州暴力反対プログラム」の役員です。クサイル・モハメドブハイは公民権弁護士で、ヘルナンデス家の弁護士です。

  • コロラド州デンバーからの放送です。エイミー・グッドマンがファースト・ユニテリアン教会を訪ね、滞在許可をもたない移民で2児の父親であるアルチュロ・ヘルナンデス・ガルシアにインタビューします。ガルシアは国外退去に対して2013年10月に同教会に庇護を求めました。米国市民である9歳の娘の声も聴きます。娘が米国籍なので、ガルシアも今年5月に開始されるオバマ大統領の新しい法執行繰り延べプログラムにより、米国に滞在する許可を得られる可能性があります。これには、ガルシアがそれまでに国外退去になっていないことが必要です。また、デンバーのファースト・ユニテリアン教会の助祭のべス・クロニスターと、メトロ・デンバー・サンクチュアリー連合の活動家でガルシアが教会の避難所に入るのを助けたジェニファー・パイパーの話も聴きます。

  • あまり注目を浴びていませんが、米国の公務員数百万人に影響を与えるウォール街のスキャンダルを取り上げます。近年、州や市による公務員の年金の運用が、リスクの高いヘッジファンドやプライベート・エクイティなど、いわゆる「代替投資」に向けられるようになっています。このような投資の多くは秘密裏に行われ、ブラックストーン社やカーライル・グループ、エリオット・マネジメントなど政界に顔の効くウォール街の企業が納税者からの投資手数料で何百万ドルも稼いでいます。デンバー在住のジャーナリストのデイビッド・シロタは最近の記事で、かつてオバマ大統領の主席補佐官を勤めた現シカゴ市長ラーム・エマニュエルがシカゴの年金基金を管理する投資会社数社の重役から60万ドルの選挙献金を受け取っていたことを明らかにしました。シロタはまた、ニュージャージー州の800億ドルの年金基金の運用方法を決定する州委員会の会長が、同州知事のクリス・クリスティーの政治資金調達担当の補佐たちと知事再選に向けた選挙運動期間中に直接の接触していたことも明らかにしました。一方、イリノイ、ケンタッキー、ロードアイランドなどいくつかの州は、州の年金の扱いに関する情報の公開を阻止して、批判されています。『インターナショナル・ビジネス・タイムズ』のシニアライターで、「米国の未来研究所」(Institute for America's Future)が発行した2013年の報告書The Plot Against Pensions (『年金収奪の陰謀』)の著者でもあるデイビッド・シロタに話を聞きます。

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