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2015年1月20日(火)

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  • イエメンのアルカイダが発表した脅迫に世界が注目する一方、イエメン政府は崩壊寸前です。シーア派の武装組織フシとアブド・ラッボ・マンスール・ハーディー大統領政権の対立は、首都サヌアで過去数ヶ月で最悪の暴力的衝突を起こしました。フーシの戦闘員らはクーデターを狙ってイエメンの大統領府に進攻したと報じられています。この数日前には大統領の側近が戦闘員らに誘拐されました。政府側の戦闘員らはフーシと闘う一方、その暴動が1年前に比べ破壊的になる一方の「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)に対する米国支援の攻撃も行っています。AQAPがパリのシャルリー・エブド攻撃の犯行声明を出した数日後には、また新たな衝突がおきました。イエメン政府はクーデターによって倒されてしまうのでしょうか? 2人のゲストに話を聞きます。長年イエメンから報道し、最近までイエメンが公認した最後の外国人記者だったアイオナ・クレイグと、オンライン雑誌『インターセプト』の共同創立者で、AQAPがシャルリー・エブド社での殺人の責任者であることをスクープした記者であるジェレミー・スケイヒルです。スケイヒルは彼の著書とドキュメンタリー映画『汚い戦争:世界は戦場だ』のために、イエメンで幅広く取材してきました。

  • FOXニュースは、パリでの攻撃の直後にイスラム教徒についての誤報を放送したことを謝罪しました。1月第4週末に自称テロリズム専門家のスティーブ・エマーソンは、英国のバーミンガム市全域を含む欧州の一部には、イスラム教徒でない人は近づかない完全にイスラム教化された地域があると放送中に主張しました。エマーソンは謝罪を余儀なくされましたが、いわゆる「行ってはいけない区域」についてのこの主張は、FOXニュースの他のゲストとキャスターたちによっても繰り返されました。「CNNマネー」(CNN Money)の集計によると、FOXニュースは4つの番組でイスラム教徒についての報道を謝罪する時間を取りました。オンライン雑誌『インターセプト』の共同創立者であるジェレミー・スケイヒルから、FOXニュースや他の大手ケーブルネットワークの中でのいわゆる「テロリズム専門家」の増加について話を聞きます。スケイヒルは、CNNとの最近の2回のインタビューの中で、「民間企業でも働き、我々が恐れるべきとする見解で金を稼いでいる分析家」をニュース大手などが使っていることを批判しました。スケイヒルはさらに、シャルリー・エブド社での虐殺を報じる上で匿名のアルカイダの情報源を使っていることに対する連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー長官からの激しい批判に応え、アルカイダの反抗声明がイエメンでの米国の無人機戦争にどんな意味があるのかを分析してくれます。

  • 人権活動家たちの大規模な勝利として、グアテマラの裁判所は1980年のスペイン大使館虐殺事件に有罪判決を下しました。同裁判所は1月19日、政府の抑圧に抗議してグアテマラ市のスペイン大使館を占拠していた37人の農民活動家と学生組織者たちへの攻撃を命じたことに対し、元警察署長のペドロ・ガルシア・アレドンドに責任があるとの判決を下しました。1月19日の判決によると、アレドンドは大使館に火を放ち、活動家たちを焼き殺すよう命じた当の警察官だったといいます。彼は別の2件の殺人でも有罪宣告を受け、全部で90年の禁錮刑を言い渡されました。このスペイン大使館虐殺事件の犠牲者の一人は、先住民の農民指導者で、後にノーベル賞を受賞したリゴベルタ・メンチュウの父親であるドン・ビセンテ・メンチュウでした。グアテマラ市からリゴベルタ・メンチュウに、この歴史的な判決について話を聞きます。また、グアテマラの内戦についての3部作のドキュメンタリーの第3作が完成間近の映画監督パメラ・イエーツからも話を聞きます。同作品は、元独裁者のエフライン・リオス・モントの大虐殺の裁判が、グアテマラの非暴力抵抗運動をいかに力付けたかを検証しています。

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