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2015年1月13日(火)

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  • いわゆるテロリズムの専門家とは誰なのでしょうか? パリでの襲撃を受けて、商業メディアのニュース番組は、テロリズムや外交政策、世界情勢の権威を自称する専門家で再びあふれています。この拡大するしかも怪しげな「テロの専門家」という分野について、3人のゲストと共に検証します。ピュリッツアー賞ジャーナリストで、「ジ・インターセプト」(The Intercept)の共同設立者であるグレン・グリーンウォルド、ハーバード大学の社会学講師で、Disciplining Terror: How Experts Invented 'Terrorism'(『学問分野としてのテロ:専門家がいかに“テロリズム”を作り上げたか』)の著者であるリサ・スタンプニツキ、仏紙「リベラシオン」(Libération)の外交問題記者であるリューク・マシューです。

  • 米連邦捜査局(FBI)と連邦検察は元中央情報局(CIA)長官のデビッド・ぺトレイアスが機密情報を彼の不倫相手の女性に提供したことに対し重犯訴追を勧告しました。ぺトレイアスは2012年、彼の伝記の執筆者であるポーラ・ブロードウェルと不倫していたことを認め、辞任しました。今回の勧告は、ぺトレイアスがブロードウェルに彼のCIAの電子メールアカウントと他の機密書類へのアクセス権を与えていたかとうかの捜査に端を発しています。当初はエリック・ホルダー司法長官が、2014年末までに起訴するかどうかを決定することになっていました。ニューヨークタイムズ紙によると、今回の遅れは「ホルダーが政府の内部告発者に対する弾圧をしていたときにぺトレイアスが特別待遇を受けているのではないかという疑問を持つ」一部の連邦当局者を苛立たせました。カリフォルニア州選出の民主党上院議員であるダイアン・フェインステインは1月11日、司法省に対し、「我々の世代の大将」であり「非常に素晴らしい」ぺトレイアスは「十分苦しんだ」として、彼を刑事告訴しないよう求めました。ピュリツァー賞受賞のジャーナリスト、グレン・グリーンウォルドから話を聞きます。彼はフェインステインの発言についてこう言います。「今まで聞いた中でも実に不愉快な発言の一つです。彼女が言っていることは正に、デビッド・プレイタスは非常に重要な人物なので、彼の違法行為の結果から免責されるべきだということです。ダイアン・フェインステインはこれまで、あらゆる情報漏えい者に対する起訴を求めてきました。それなのに、彼女はデビッド・プレイタスは免除しているのです」。

  • 国境なき記者団は、シャルリー・エブド紙での虐殺をめぐる1月11日の行進に、「加害者たちが参加していた」という言ってこき下ろしています。同団体は、エジプトやロシア、トルコ、アラブ首長国連邦といった「ジャーナリストやブロガーが組織的に迫害されている国の指導者たちが参加していることに驚愕した」と言います。サウジアラビアは他のアラブやイスラム諸国と共に攻撃の非難に参加しましたが、それと同時に、投獄されたブロガー、ライフ・バダウィへの公開むち打ち刑に対する世界的抗議に直面しています。バダウィは1月9日、保守的な同王国で言論の自由に徹した進歩的なウェブサイトを運営したことに対する刑罰の一環として、1000回のむち打ち刑のうちの最初の50回を受けました。ソーシャルネットワーク上で共有された1つの風刺画では、むちで打たれている1本の鉛筆が描かれています。アムネスティ・インターナショナルは、バダウィは討論のためのオンライン・フォーラムを開設したことで罰せられている政治犯だと見なしています。国境なき記者団から2人のゲストに話を聞きます。1月11日のデモに参加し、シャルリー・エブドへの襲撃が起こった直後に現場にいたプログラム・ディレタクターのルシー・モリリオンと、国境なき記者団の米国代表デルフィン・ハルガンドです。

  • 世界がパリのシャルリー・エブド紙での虐殺に注目している一方、ナイジェリアでは大規模な残虐行為が明らかになりました。イスラム武装集団ボコ・ハラムは1月3日、北部の町バガとその周辺地域を襲撃しました。その後数日にわたって、数百人、あるいは数千人の市民が殺害されました。茂みの中へ追い込まれた住民らは射殺され、また他の者は泳いでチャド湖を渡ろうとして溺れたと報じられています。多くの住居が燃え尽き、街頭には死体がばら撒かれました。死者は500人から最大2000人と推定されています。また、約3万人が行き場を失いました。アムネスティ・インターナショナルは今回のバガへの襲撃は、6年間にわたるボコ・ハラムの反乱のなかでも、もっとも破壊的な行為かもしれないと言っています。ボコ・ハラムは、ナイジェリア北部でのイスラム国家樹立を目指して絶え間ない暴力行為を行っています。アムネスティ・インターナショナルUSAの政治関係代表であるアドティ・アクウェイから話を聞きます。

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