パリにあるフランスの風刺週刊誌の本社が銃撃され少なくとも12人が殺害されました。目撃者によると覆面の武装者がシャルリ―エブド誌の事務所に侵入し発砲したとのことです。死亡者には4人の漫画家と2人の警官が含まれています。シャルリ―エブド誌は預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことで多くの脅迫を受けていました。2012年、同誌は性的なポーズをとったムハンマドの風刺画を掲載し、全中東地域から抗議が殺到しました。このためフランスは20ヵ国で大使館や公的事務所の閉鎖に追い込まれました。同誌は表現の自由の弁護者として、また宗教過激主義に反対して、風刺画を掲載すると主張し続けました。ジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect journalists)の副委員長ロバート・マホニーとパキスタン系英国人政治評論家、歴史家、アクティビスト、映画製作者、作家でニューレフトレビュー誌の編集者であるタリク・アリに話を聞きます。
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