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2015年10月1日(木)

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  • ロシアがシリアへの空爆を開始してから2日目となりました。これはシリア内線への新たな外国政府による軍事介入です。シリアでは既に24万人以上が犠牲になり、数百万人が難民となっています。この動きに米政府関係者は憂慮を示し、ロシアの攻撃は過激派組織「イスラム国」ではなく、シリアのバシャール・アル=アサド大統領への対抗勢力を標的にしていると述べています。ロシアの標的は、少なくとも最近CIAによる訓練を受けた反政府勢力組織の一つを含むということです。米国とロシアは以前からシリアへの戦略について見解を異にし、米国がアサド大統領に政権交代を求める一方、ロシアは大統領を支持しています。10月1日ロシア政府は、シリア軍と連携して「イスラム国」およびその他の過激派組織を攻撃していると発表しました。ロシアは2015年にシリア空爆に参加した少なくとも10番目の国となりました。他には米国、イギリス、カナダ、フランス、オーストラリア、トルコ、イスラエル、アラブ首長国連邦、ヨルダンが参加しています。コロンビア大学のラシード・ハーリーディ教授に話を聞きます。

  • 9月30日、ニューヨークの国連本部でパレスチナ旗が初めて掲揚され、パレスチナにとって歴史的な日となりました。パレスチナとバチカン旗の掲揚は、9月はじめの国連総会で決議されました。米国、イスラエルと他6カ国はこの提案に反対、45か国が棄権しました。30日、パレスチナのマフムード・アッバス議長は国連総会での演説で、パレスチナはもはや「オスロ合意」とよばれるイスラエルとの和平合意に拘束されないとの見解を示しました。コロンビア大学のラシード・ハーリーディ教授に話を聞きます。ハーリーディは、 Brokers of Deceit: How the U.S. Has Undermined Peace in the Middle East(『虚偽のブローカー:中東和平を妨げる米国』)を含む多数の本の著者でもあります。

  • 何週間にもおよぶ内部争いの末、米議会は午前零時の期限の数時間前に政府機能の停止を回避しました。下院では大多数の共和党議員が、「プランド・ペアレントフッド」(Planned Parenthood)への資金援助撤回の要求を満たさない法案に反対票を投じました。「プランド・ペアレントフッド」への公的資金援助を撤回しようとする動きは、中絶反対派組織が大幅に編集したビデオを公開したことから起こったもので、このビデオの中では同団体の職員が中絶された胎児の細胞を研究に利用していると暴露しています。9月30日の投票前日には、下院で「プランド・ペアレントフッド」のセシル・リチャーズ会長の公聴会が行われ、彼女と共和党議員との白熱した議論が展開されました。公聴会のクリップを放送するとともに、リチャーズ会長への質問は「明らかにセクシスト(性差別的)だった」と語る、ミシガン州選出の民主党の下院議員ブレンダ・ローレンスに話を聞きます。

  • 最後はオクラホマ州からの話題です。9月30日に予定されていたリチャード・グロシップ死刑囚の刑執行の直前に、オクラホマ州メアリー・フォーリン知事は、刑手続きおよび注射される化学薬品の問題を理由に執行延期を命令しました。グロシップの死刑は国際的な注目を集めています。9月30日、フランシスコ教皇はフォーリン知事に対し、グロシップの有罪判決には疑問が残るという理由で死刑から減刑するよう強く求めました。死刑制度反対運動で世界的に有名なシスター、ヘレン・プレジャンに話を聞きます。プレジャンはベストセラーとなった『デッドマン・ウォーキング』の著者です。

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