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2014年11月26日(水)

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  • ミズーリ州ファーガソンでは、武器を保持していなかった十代のアフリカ系アメリカ人少年マイケル・ブラウンを射殺した警官ダレン・ウィルソンを起訴しない大陪審の決定をめぐり、連続3日目になる抗議が始まりました。25日、ミズリー州ジェイ・ニクソン知事はセントルイス地区の巡回のため2000人以上の州兵を動員しました。警察はファーガソン市役所近辺の抗議デモを解散させるため、繰り返し発煙弾と催涙ガスを発砲しました。警察は44人が逮捕されたと発表しています。一方マイケル・ブラウン訴訟のデモはロサンゼルスからニューヨークまで全国に拡大しています。ハンズ・アップ・ユナイテッド(Hands Up United)創立者の一人であり、セントルイスを拠点にした黒人闘争のための組織(Organization for Black Struggle)の一員トリー・ラッセルを招き話を伺います。

  • 25日、ファーガソン近くの教会でマイケル・ブラウンの家族の記者会見が行われました。マイケル・ブラウンの父の姿もありましたが何も語りませんでした。彼は息子がダレン・ウィルソン警官に殺害された時に被っていたセントルイス野球帽と似た帽子を被り、『正義無しに平和無し(No Justice, No Peace)』とかかれたTシャツを着ていました。ブラウン家族の弁護士ベンジャミン・クランプとアル・シャープトン牧師はセントルイス郡検察官ボブ・マッカローの大陪審手続きの取り扱い方を非難しています。エイミー・グッドマンはアル・シャープトン牧師に記者会見で、当局が24日の晩ファーガソンの一部が炎上するのを見過ごしたか聞きました。また殺害された3人の公民権活動家たちが24日に自由勲章を受賞したことについて、そしてこの事件でウィルソンが連邦裁判所に訴追される望みがあるかどうかも尋ねました。

  • 25日に行われた自由勲章の授与式にて、オバマ大統領は50年前にクー・クラックス・クラン(KKK)より殺害された公民権運動家ジェームズ・チェイニー、アンドリュー・グッドマン、そしてマイケル・シュワーナーを表彰しました。彼らは黒人有権者の登録にミシシッピまで向かい、殺害されました。「あのフリーダムサマーで、この3人のアメリカ人は傍観することを拒否しました」とオバマは語りました。「KKKの一団による彼らの残忍な殺人は、我々の国の良心を揺さぶりました。彼らの遺体が発見されるまで44日かかり、主犯格に裁きをかけるまで41年がかかりました」。Neshoba: The Price of Freedom(『ネショバ郡:自由の値段』)の抜粋を流します。

  • 犯してはいない罪で39年間服役していたオハイオの男性が釈放されました。59歳のアフリカ系アメリカ人リッキー・ジャクソンは、殺人の罪で1975年から投獄されていました。訴訟は13歳の証人をもとに行われましたが、2011年の調査後、証人は警察の強制によりジャクソンと他の二人を巻き込んだとして、証言を撤回しました。証人のエディ・ヴァーノンは、もし警察に協力しないと両親を逮捕すると脅迫され、警察に供述する内容を伝えられたと語っています。21日、リッキー・ジャクソンは検察当局が訴訟を取り下げたことを受けて釈放されました。40年近くにわたり不当に獄中で過ごしたジャクソンは、無罪釈放された受刑者として米国で最も長期間にわたって投獄された人物となりました。オハイオ・イノセンス・プロジェクト(Ohio Innocence Project)の専従弁護士でジャクソンの代理人を務めるブライアン・ハウとともに、ジャクソンに話を伺います。

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