上院の勝利が焦点となっている11月4日の中間選挙で、有権者登録を巡る大きな論争が接戦区の一つに影響を与えることになりそうです。ジョージア州では4万件以上の有権者登録が行方不明になったと言われています。そのほとんどは、主に民主党を支持する有色人種のコミュニティを代表するものです。このことが共和党の上院勝利を助けることになるでしょうか? ジョージア州の下院少数党院内総務であるステーシー・エイブラムスから話を聞きます。彼女の団体「新しいジョージア・プロジェクト」(New Georgia Project)が提出した何万もの有権者登録は現在行方不明です。エイブラムスはジョージア州下院を率いる最初のアフリカ系アメリカ人で、ジョージア州議会の両院を通じて、女性としてはじめて党の代表となりました。「全米黒人地位向上協会」(NAACP)の元代表で「南部選挙基金」(Southern Election Fund)の会長であるベンジャミン・ジェラスからも話を聞きます。
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