国連の潘基文(バン・ギムン)事務総長は、イスラエルが最近のガザ攻撃中に国連施設を破壊した件について調査する計画を発表する中、世界的に知られた反体制派でマサチューセッツ工科大学名誉教授のノーム・チョムスキーが国連総会ホールで行った演説を放送します。これは「パレスチナ人の自然権行使をめぐる国連委員会」の後援によるイベントの一環でした。「1976年1月に始まったパターンが今日まで続いています〔訳注:1976年1月国連安全保障委員会にパレスチナとイスラエルの二国家をそれぞれ承認することで紛争を解決する決議案が提出され、アラブ諸国やPLOはこれを支持した〕。イスラエルはこうした条件での和平を拒絶し、長年にわたり軍事、経済、外交、思想面での絶間ない断固とした米国の支持のもと、膨大な資源をつぎ込んでその実現を全力で阻止しています」と、チョムスキーは述べます。
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