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2014年7月31日(木)

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  • 国連の潘基文事務総長は、ガザの国連避難所に対するイスラエルの砲撃で、7月30日、パレスチナ民間人20人が死亡したたことについて「言語道断」であり「言い訳の余地はない」と非難しました。犠牲者の多くは眠っていた子どもたちでした。国連は直接イスラエル非難は行っていないものの、手元の証拠はすべて、爆撃の責任はイスラエルにあると示していると発表しています。24日前の7月4日にイスラエルがガザへの攻撃を開始して以来、国連避難所が爆撃されたのはこれで6度目となります。国連は、攻撃された避難所の位置は、攻撃前にイスラエル軍にすでに17回伝えてあると発表しています。国連によれば現在、24万人以上のパレスチナ市民が国連避難所に暮らしているといいます。それ以外にも、パレスチナ市民20万人が家を失い、いくつもの家族が固まって避難生活を送っています。「国際連合パレスチナ難民救済事業機関」(UNRWA)のスポークスマン、クリストファー・ガンネスに話を聞きます。「UNRWAは極限まできています」とガンネスは言います。「われわれのスタッフ8人が殺され、施設はどこも収容能力を越えてしまっています。難民は増えつづけていますし……。まもなく、数万人の人々がガザの路頭に迷う日もくるかもしれません。食料も水もなく、避難する場も安全な場所もない、イスラエルの砲弾が国連避難所まで砲撃する可能性があるとわかったいまでは、正直そう思います。いまはこう言いたい、もうたくさんだ、と」
    画像クレジット:https://twitter.com/ChrisGunness/status/494780195941797889

  • インタビュー第二部では、アメリカ・ユダヤ人議会(American Jewish Congress)と米国ユダヤ教議会(Synagogue Council of America)の元議長のヘンリー・シーグマンが、ガザへの攻撃、ハマスのイスラエルに対するロケット攻撃について語ります。またシーグマンは、オバマ政権が、数十年に渡る米国によるイスラエルの占領を支持する政策を転換させることで、和平実現が可能になるかもしれないといいます。1930年にドイツで生まれたシーグマンは、ナチスが権力を握ると同国を逃れ、最終的に米国に到着しました。父はユダヤ人国家を作ろうとした、ヨーロッパのシオニズム運動のリーダーでした。シーグマンはニューヨークで学び、イェシバ・トーラー・ボダスによってユダヤ教正統派のラビの資格を与えられました。現在は米国/中東プロジェクト(the U.S./Middle East Project)の会長を務めています。イスラエルの破壊を求めるハマスの憲章について、シーグマンは「ハマスとイスラエルの違いは、イスラエルは実際に(破壊政策を)実行しているところにあります。存在しないパレスチナ国家を、実際阻止している。数百万人のパレスチナ人が、人権も安全保障も、希望も未来もない従属的な地位で暮らしているのです」イスラエルが1948年から現在まで、自衛の名目でパレスチナ人殺害を正当化してきたことについて、シーグマンは「パレスチナ人を殺したくないというのであれば、そんなに心が痛むというのであれば、彼らを殺す必要はないのです。彼らに権利を与え、占領を止めることだってできるのだ。それに占領や、現在ガザで行われている無実の人々の殺害を、パレスチナ人のせいにするのはどうしてでしょう? 彼らが、自分たち独自の国家を欲するからか? ユダヤ人が欲し成し遂げたことを、彼らも欲しがっているのが悪いと? これは大いなる道徳的屈辱です」

    インタビュー第一部はこちら。(http://democracynow.jp/node/8092)

  • ガザで国連の管理下にある学校に対する砲撃を、米政府が非難したわずか数時間後、米国防総省は、イスラエルに対し新たに、戦車用の迫撃砲や、擲弾発射筒用弾薬を含む砲弾を提供したことを認めました。一方、米議会の議員は、イスラエルをミサイル攻撃より守る「アイアンドーム」(Iron Dome)に対する、数億ドル相当の追加予算案に取り組んでいます。米のニュースキャスター、解説者や政治家は、アイアンドームのロケット攻撃に対する制御能力を称賛してきましたが、高い評価を受ける物理学者のシオドア・ポストルは、アイアンドームが実際に機能しているという証拠はないと言います。その一部は米軍需品メーカー、レイセオン(Raytheon)社により構築されたアイアンドームは、ポストルの推定では、イスラエルに対し発射されるミサイルのわずか5パーセントしか遮断していません。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)の科学、技術および国家安全保障政策(science, technology and national security policy)学部教授のポステルは、ミサイルおよびミサイル防御システムを含む現代戦の様々な側面の分析を専門としています。

    画像クレジット:NatanFlayer

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