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2014年7月18日(金)

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  • 17日夜にガザへの地上戦を開始したイスラエル軍は進軍を続けており、侵攻を「大幅に拡大」する可能性があります。過去11日間に殺害されたパレスチナ人は少なくとも264人に達し、その大半は民間人です。殺害された子供の数も50人に近づき、18日には北部のベイト・ハヌーン近郊で3人のティーンエイジャーがイスラエル軍の戦車砲により殺害されました。ガザに侵攻したイスラエル兵が一人死亡したことで、イスラエル側の犠牲者は2人目を記録しましたが、イスラエルの報道によれば、イスラエル軍による同士討ちの可能性が高いようです。イスラエルは地上戦に踏み切った理由として、パレスチナ過激派が使用する(封鎖破りの)トンネルを攻撃するためと主張していますが、多くの民間施設が攻撃を受けています。ガザ市のメディアや病院も攻撃され、アル・ワファ・リハビリ病院では患者の避難を余儀なくされました。デモクラシー・ナウ!の通信員シャリフ・アブゥル=クドゥースに話を聞きます。シャリフの最新記事”Dearh and Destruction in Gaza as Israel Launches Ground Invasion”(イスラエルの地上侵攻開始を受けたガザの死と破壊)が、ネイション誌に掲載されています。

  • ガザとウエストバンクで唯一のリハビリ病院、アル・ワファ病院が、17日、イスラエルの砲撃を受けました。攻撃を受けたffき、同病院は、麻痺があったり意識がなかったりで、自力で動けない患者でいっぱいでした。 病院のバスマン・アラシ院長に話を聞きます。アラシによると病院は攻撃前に電話で警告を受けていました。「なぜ我々を攻撃の対象にするのか、理解できません。1996年から当地で活動しており、我々の存在はイスラエル政府にも知られています」とアラシは言います。今回の砲撃で負傷者はでませんでしたが、病院の建物が甚大な被害を受けました。

  • ベテラン通信員アイマン・モヒェルディンをガザから退去させた NBCの姿勢が問われています。彼はガザの海岸で4人のパレスチナ人の少年がイスラエル軍に殺害されるのを目撃した直後でした。その数分前まで、モヒェルディンは少年たちと一緒にサッカーボールを蹴って遊んでいました。モヒェルディンは長年、この地域で報道を行ってきました。ガザの紛争をイスラエルによる占領という背景をふまえて伝える彼の報道は、イスラエルの侵攻を支持する人々から批判されています。2008年末から2009年始めにかけて、イスラエルがガザで約1400人のパレスチナ人を殺した「キャストレッド作戦」と呼ばれる軍事侵攻の際、現地から報道した欧米記者は、当時アルジャジーラの記者だったモヒェルディンと同僚のシェリーン・タドロスだけでした。 モヒエルディンをガザから引き揚げ、現場報道から外すという決定を行ったのは、NBC重役デイビッド・バーディだったことを曝露したインターセプトのグレ ン・グリーンウォルドに話しを聞きます。グリーンウォルドは、米国メディアにおけるイスラエル=パレスチナ紛争の報道全体についてもコメントしています。

  • 東ウクライナでマレーシア航空の旅客機が爆破して墜落し、298人の乗客乗員全員が死亡しました。米国やウクライナの高官によれば、このボーイング777機はロシア製の地対空ミサイルで撃墜されましたが、誰がミサイルを発射したのかは不明です。同機はアムステルダムからクアラルンプールに向かう途中で少なくとも10カ国の乗客が乗っていました。オランダ人173人、マレーシア人44人、オーストラリア人27人などです。また、世界的に有名なエイズ研究者と活動家が100人ほど、オーストラリアで開催される会議に参加するために搭乗していたと報じられています。エイズ研究のパイオニアで国際エイズ協会の元会長ユップ・ランゲもそのひとりです。同機の撃墜について、ウクライナ紛争の両陣営は互いに相手を責めています。この事件が同地域に与える影響についてスティーブン・コーエン教授に聞きます。教授の最新記事The Silence of American Hawks About Kiev's Atrocities(キエフ政府の残虐行為に口を閉ざす米国のタカ派たち)が、ネイション誌に掲載されています。

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