« 前  

2014年3月27日(木)

  次 »
  • 通常のサービスに加え、中絶サービスも提供しているモンタナ州のある診療所が、所内のほぼ全ての物と表面を、侵入者に組織的に破壊または切りつけられ、閉鎖に追い込まれました。オール・ファミリー診療所(All Families Healthcare)では、水道設備から暖房装置に至るまで破壊され、植物も根こそぎ引き抜かれ、家族写真にも穴をいくつも開けられました。破壊行為を行ったと見られるザカリー・クラント容疑者は、中絶反対グループ「希望をかけた妊娠のための聖職者会議」(Hope Pregnancy Ministries)元役員の息子です。母のトワイラ・クラントは、息子の逮捕の後に役員を辞任しました。家庭医としての活動の中で数十年にわたり中絶を実践、今回また新たな妨害を受けている、オール・ファミリー診療所の所有者スーザン・ケイヒルに話を聞きます。ケイヒルが以前勤めていた別の診療所は、1994年に火炎瓶攻撃にあいました。その翌年にはモンタナ州議会が、「スーザン・ケイヒル法」(Susan Cahill Law)として知られる、同州内での準医師資格者による中絶医療行為を禁止する法案を通過。同州内で中絶医療を行う、唯一の準医師資格者がケイヒルでした。その後、モンタナ州最高裁は、ケイヒルが中絶医療を行う権利を認めています。

  • アカデミー賞受賞歴のあるドキュメンタリー映画監督エロール・モリスに、元米国防長官のドナルド・ラムズフェルドとの33時間に及ぶインタビューを基にした新作The Unknown Known(『未知の既知』)について話を聞きます。映画のタイトルは、2002年にラムズフェルドが記者たちからイラクの大量破壊兵器の証拠不足について質問を浴びせられた、悪名高い記者会見を暗に指しています。今作はモリスの長編ドキュメンタリー作品10作目になります。モリスはThe Fog of War: Eleven Lessons from the Life of Robert S. McNamara(『フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白』)でオスカー賞を受賞。他にもテロ容疑者に対する拷問があったとされるアブ・グレイブ刑務所を描いたStandard Operating Procedure(『スタンダード・オペレーティング・プロシージャー』)、ダラスの警官殺害容疑で誤認逮捕され有罪判決を受けたランダル・アダムスを描いたThe Thin Blue Line(『シン・ブルー・ライン』)があります。今回の作品は、米軍の少なくとも4400人の死亡に加え、推定50万人のイラク人を出すことになった米によるイラク侵攻から11年目を記念する月に公開されます。

Syndicate content