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2014年3月20日(木)

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  • ウクライナを巡るこう着状態とクリミア情勢は、冷戦終結以来最悪の東西危機を引き起こしました。米国はロシア政府関係者トップに対する制裁を課す一方、バルト海沿岸国での新たな軍事演習も発表しました。その間、モスクワ政府は、新たな米の制裁への応酬として、イラン核協議への立場変更を検討していると発表しています。緊張が高まる中、米国の最後の在ソビエト連邦大使を務めたジャック・マトロックに話を聞きます。マトロックは、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、NATOの東方拡張からセルビアの爆撃、東ヨーロッパへの米軍事基地展開に及ぶまで、これまでの米からの敵意と見なしたことに対し応酬しているのだと語ります。

  • ニューヨーク州上院は、無届け移民大学生への学費援助を目的とした法案を否決しました。DREAM法案として知られる、この否決法案は、幼少のころ親によって 米国に連れてこられた約8000人の大学学齢の移民に影響するはずでした。3月19日の夜、学生たちはニューヨーク市で、この結果に対する 抗議を行いました。一部の学生は、民主党のブロンクス選出の同州上院議員ジェフ・クラインが、必要な票確保を行わずに同法案を採決にかけたことに憤慨して いました。

  • 南部に広がりつつある高まる草の根運動が、3月第4週に行った集会の掛け声は、「即メディケイド拡張を!」というものでした。3月19日、ジョージア州上院では、メディケイド(低所得者向け医療扶助制度)拡張を妨害するせいのある法案に抗議を行った40名近くが逮捕されました。ジョージア州の医療保険未加入者数は、全米全州で第5位です。医療保険制度改革(Affordable Care Act)により、さらに推定65万人にメディケイドを受ける資格が発生します。しかしジョージアは、他の共和党主導の数州と同じく、オバマケアによるメディケイド拡張を見合わせました。今回ジョージア州上院で行われた抗議活動は、ノースカロライナ州ではじまった「モラル・マンデー」(Moral Monday)運動から派生した、「モラル・マンデー・ジョージア」(Moral Monday Georgia)運動のなかでも、これまでで最大規模の集まりとなりました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア師の精神的ふるさとでもあったジョージア州アトランタのエベニーザ・バプティスト教会(Ebenezer Baptist Church)上級牧師のドクター・ラファエル・ワーノック師に話を聞きます。ワーノック師は19日に非暴力的市民的不服従で逮捕された、デモ隊の一員でした。「キング師は、ときとして沈黙は裏切り行為となる、と言いました」とワーノック師は語ります。「今はそのときなのです。世界一裕福なこの国で、全ての人に手ごろな価格の医療保険を届けることが重要です」

  • テキサス州は、死刑に使用される薬物ペントバルビタールの、現在の在庫の使用期限が切れる数日前に、新たに補充分を確保し、死刑囚レイ・ジャスパーの処刑を行いました。一方オクラホマ州では、死刑に必要な薬物が足りないため、2件の死刑を延期しました。死刑用薬物が不足するなか、オクラホマ州法務長官補佐はテキサス州の同僚に、大学トップ・アメフト・チーム、オクラホマ大学対テキサス大の試合の50ヤード・ライン席のチケットと引き換えなら、テキサスの薬物手配を手伝えるかもしれないと冗談を飛ばしました。コロラド・インディペンデント紙(The Colorado Independent,)が入手したメールで明らかになったこのやり取りでは、オクラホマ州が余った死刑用薬物を死亡した死刑囚の遺体に注射したことも暴露されています。同紙の編集者を務めるスーザン・グリーン記者に話を聞きます。

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