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2013年12月20日(金)

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  • ソチでの2014年冬季オリンピック開催を目前に、ロシアの人権弾圧に対する国際的批判が高まる中、ロシア議会は2万2000人の受刑者への大量恩赦を承認しました。この大恩赦は、公式にはソ連崩壊後のロシア憲法成立20周年を記念したものです。万単位で釈放されることになった受刑者の中には、北極圏でのロシアの石油掘削を阻止しようとして9月に逮捕されたグリーンピースのメンバー「北極の30人」も含まれています。「恩赦されたことは嬉しいですが、そもそも恩赦が必要とされるようなことを我々は何一つしていません」と「アークティックサンライズ」号の船長でグリーンピースで長年活動してきたピーター・ウィルコックスは述べています。「国際司法裁判所は、我々が公海で非合法に逮捕され、非合法にロシアに連行され、非合法に拘置されたとしています」。ロシアのセントピータースバーグからウィルコックスが、ディミトリ・リトヴィノフと共に番組に参加します。リトヴィノフはロシア生まれで米国とスウェーデンの二重国籍を持ち、1989年以来、グリーンピースと活動を共にしています。

  • カナダの裁判所は、エクアドルの農民と漁民が巨大石油会社シェブロンの資産を没収することを許可する裁定をくだしました。これは2011年にエクアドルの裁判所が下した裁定に基づいています。エクアドルでの裁定は30年近くに及ぶ油田周辺での土壌と水の汚染に対する同社の責任を認め、またその行為のせいで、アマゾンの熱帯雨林の周辺地域住民の健康と暮らしが損なわれたとしました。以来、被害者たちは、環境被害に関する賠償金180億ドルを回収しようと試みてきましたが、シェブロンは、この判決は証拠ねつ造と贈賄に基づくとして、対抗訴訟を起こしています。ブルーンバーグビジネスウィークのポール・バレットに、シェブロンからBPにいたる石油会社が、裁判を手がける弁護士を攻撃することで、自分たちに対する訴追に挑もうとしていることについて話を聞きます。

  • 囚人の権利擁護への大きな勝利です。オバマ大統領は、「麻薬犯罪の不公平な判決で服役している」8人の判決を減刑しました。対象となった6人の男性と2人の女性は、クラックコカインに関連する告発で終身刑を宣告されていました。オバマが「不公平な制度」と呼ぶシステムに基づいて、すでに全員が15年以上、刑務所に拘置されています。クラック犯罪と粉末コカイン犯罪との間には、判決の重さで100対1もの格差があるのです。この格差は、2010年の公平判決法で低減されましたが、何万人もの囚人にとってこの改正は遅すぎました。「これは大ニュースです。これで人びとが家族のもとに戻ることができます」と、米国自由人権協会(ACLU)の人権リサーチャーでLife Without Parole for Nonviolent Offenses. (『生き地獄:非暴力的犯罪で保釈無しの終身刑』)の著者、ジェニファー・ターナーは語ります。ターナーによると、オバマの行動は、「重要な第一歩」、議会によるより広範な判決改革をターナーは求めています。

  • テキサス州マッキニーのジェイソン・ヘルナンデスがゲストです。19日にオバマ大統領が判決を減刑した8人の囚人の1人です。彼の心境を聞きましょう。「夢がかないました。これを第一歩に今後、もっとふえてほしいと願っています」と刑務所からの電話でヘルナンデスは語りました。15歳だった1998年に、麻薬に関する陰謀で果たした役割のため、仮保釈無しの終身刑を宣告されたいきさつをヘルナンデスは語ります。彼は刑務所長と共に、今回のニュースを聞きました。ヘルナンデスは、オバマ大統領と議会が、「ここにいる他の人たちのために、もっと尽力するよう決意」してほしいと言います。囚人達の多くは、暴力を伴わない法律違反で、同様に厳しい麻薬法に基づいた判決を受けました。

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