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2013年12月19日(木)

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  • 米政府が任命した特別委員会は、エドワード・スノーデンにより暴露された米国家安全保障局(NSA)による監視活動について、一連の制限を提案しました。12月19日、同パネルはNSAに対し、膨大な米の通話記録の一括収集の停止を提言、その理由を「国民の信頼、個人のプライバシー、市民の自由が失われる恐れがあるため」だとしました。同パネルは代わりに、電話通信業者または民間の第三者機関が記録を保管すべきだとしています。また、NSAによる「情報暗号化への侵害」の禁止を求め、サイバー攻撃をかけるためにNSAがコンピュータープログラムの弱点を利用していることを批判しました。加えて、市民の自由を侵害する可能性のある政策を監視するための、独立した調査委員会を設立することを支持しました。この特別委員会の答申について2人のゲストに話を聞きます。スノーデンの法律顧問を務める、米国自由人権協会(American Civil Liberties Union)「言論・プライバシー・テクノロジープロジェクト」(Speech, Privacy, and Technology Project)のベン・ワイズナーと、NSAに32年以上の勤務した元職員のカーク・ウィービーです。ウィービーはNSAの職員時代、大規模なネット上の監視のプライバシー侵害についての内部告発を行いました。

  • ベテランの米国家安全保障局(NSA)職員だったカーク・ウィービーは、情報処理システム「シン・スレッド」(ThinTread)の開発を手伝いました。ウィービーはこのプログラムによって9・11攻撃が阻止できたかもしれないと考えています。しかしNSAはこのシン・スレッドではなく、多々の問題を抱えた実験的なプログラム「トレイルブレーザー」(Trailblazer)を採用、これには数十億の税金が投入されました。ウィービーは、「トレイルブレーザー」について内部告発を行い処罰された、NSA職員のひとりです。NSA勤務時代、ウィービーは局内の賞としては上位2番目にあたる「文民功労者賞」(Meritorious Civilian Service Award)、CIA長官からの「グループ功績 賞」(Meritorious Unit Award)を受賞、米空軍長官からも表彰状を受けています。ウィービーに自身の経験についてと、政府選定パネルによるNSA改革の提言について話を聞きます。加えて米国自由人権協会の弁護士で、エドワード・スノーデンの法的弁護の調整を行うベン・ワイズナーにも話を聞きます。

  • エジプトのトップ検察官は、大統領の地位を追われたムハンマド・モルシを、外国組織と共謀しテロ行為を行い国を政情不安に陥れた罪で告発すると発表しました。これは死刑に値する罪状です。モルシ元大統領は、ムスリム同胞団の主要リーダー3名を含む35名とともに告発されました。これは、去年モルシを大統領選の勝利へと押し上げたものの、7月に大規模なデモにに乗じて軍が大統領を放逐した後、再び地下へと追いやられた社会運動に対する弾圧が更に厳しくなったことを示しています。カイロより、独立系ジャーナリストでデモクラシー・ナウ! の特派員、またネイション・インスティテュートのフェローでもある、シャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。彼の最新記事は"Repression Deepens in Egypt: At first it was the Muslim Brotherhood. Now dozens of journalists, non-Islamist activists and students have been detained and beaten"(「弾圧の増すエジプト:最初はムスリム同胞団。そして今度はジャーナリスト、非ムスリム活動家、そして学生数十名が拘束、暴力の対象に」)です。

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