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2013年10月29日(火)

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  • ニューヨーク地域は大型ハリケーン「サンディ」の上陸から1周年を迎えますが、本日10月29日、サンディと同じくらい強い突風がヨーロッパ北部を襲っています。イギリス、ドイツ、オランダ、デンマーク、フランスですでに十数人が死亡しています。異常気象と台風が増加する中、元アイルランド大統領、そして元国連人権高等弁務官のメアリー・ロビンソンに、気候変動への取り組みについて話を聞きます。現在彼女は、「メアリー・ロビンソン財団―気候正義」(Mary Robinson Foundation–Climate Justice )の代表として化石燃料へのダイベストメント(投資の撤収)を求めるキャンペーンなどに取り組んでいます。「私たちを苦しめる『気候ショック』問題の一端を担っている企業への投資をこれ以上容認することはできません」と、ロビンソンは言います。「これは、私が学生だった頃の反アパルトヘイト運動に似ています。私たちはそこに不正があると見たから、その問題に関わりました。気候変動問題の一端を担う化石燃料関連企業に投資し続けることには不正があります」

  • 10月29日は、米国史上最大の破壊的な嵐のひとつとなった大型ハリケーン「サンディ」がニューヨーク地域を襲ってから1年に当たります。このハリケーンは2012年10月29日、最大13フィート(約4メートル)という記録的な高潮でニューヨーク市、ニュージャージー沖、ニューイングランド地方を襲い、東海岸で159人が死亡し、65万軒以上の住宅を破壊しました。このハリケーンによる被害総額は8州で700億ドルに上りました。ニューヨーク地域では数百万世帯が停電に見舞われ、一部ではそれが数週間続きました。今日は同地域の復興で重要な役割を果たした二人の女性に話を聞きます。テリ・ベネットは、「反応と再建」(Respond and Rebuild)の創立者で、「サンディ」後にロックアウェイズの低所得住宅の再建を助けた最初の団体のひとつで、無料で「カビ改善プログラム」を提供した団体です。この活動はニューヨーク市の類似プログラムにも影響を与えました。 ジェシカ・ロフは、「サンディ」当時のボランティアたちによって発足した非営利団体「ロックを復興させよう」(Restore the Rock)の設立者で、無料の健康診断と法律相談を運営し、数百人のボランティアたちを訓練・派遣しています。彼女たちはYANA (You Are Never Alone - あなたは決して一人ではない)と呼ばれるロックアウェイズ地区の場所で働く間に知り合った仲間たちです。

  • 大型ハリケーン「サンディ」から1年経ちましたが、被害を受けた人々の多くは、いまだに定住場所がないままで、先細りの救済基金に依存している状態です。ニューヨーク・マガジン誌の報告によると、2万2000世帯がいまだに仮住まいをしています。サンディによってクイーンズ郡のロックアウェイズ地区が壊滅状態になって以来、家族と共にホテル暮らし続ける医療労働者ショーン・リトルと、「法律扶助協会」(Legal Aid Society)の「民法改革課」(Civil Law Reform Unit)を担当する弁護士のジュディス・ゴルディナーの二人のゲストから話を聞きます。

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