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2013年10月17日(木)

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  • 11時間の攻防を経て、10月16日深夜、議会は16日間に渡る政府機関一部閉鎖終了を可決、米国史上初の債務不履行を瀬戸際で回避しました。共和党は、歳出法案をたてにオバマ大統領の看板である医療保健改革法への変更を迫るのをやめ、上下院両院での歳出法案可決にこぎ着けました。同予算案は一時的な解決でしかありません。同法案により政府が財源を得られたのは1月15日までで、債務限度の引き上げも2月7日までとなります。ジョン・コニヤーズ下院議員は、債務問題ではなく雇用に集中すべきだと言います。「私たちに必要なのは完全雇用法です。米国の全ての人々の完全雇用達成を目標とし、それを国内課題のトップのひとつとして、雇用を作り重要な仕事のために人々の訓練を目指せたらというのが私の願いです。」と、下院司法委員会で重要な地位を占めるコニヤーズ議員は言います。コニヤーズ議員は先日、議員生活50周年を迎え、アフリカ系米国人議員としては最長記録を達成しました。

  • FBIと米司法省は、米国の現代史の中で最も衝撃的だった政治的殺人事件の捜査再開を求められています。28年前の1985年10月11日、有名なパレスチナ系米国人指導者だったアレックス・オデが、カリフォルニア州サンタアナで、「米-アラブ反差別委員会」(American-Arab Anti-Discrimination Committee)西部地区委員長として彼が勤めていた事務所に仕掛けられた、強力なパイプ爆弾で殺害されました。FBIはすぐに過激派のユダヤ防衛連盟(Jewish Defense League,/JDL)が捜査の関心の中心にあるとしました。しかし数十年が過ぎても、オデ殺害に関して尋問も起訴された者もありません。「28年間、正義を求めつづけてきましたが、未だ返事はありません。アレックスはとても平和的な人でした」と、米-アラブ反差別委員会の元委員長、アルバート・モカイバーは言います。「アレックスはアラブ系米国人運動やとパレスチナ問題に限らず、公民権全般に対する活動家として知られていました。」米-アラブ反差別委員会設立を手伝った弁護士のアブディーン・ジャバラと、ミシガン州選出のジョン・コニヤーズ下院議員にも話を聞きます。

  • 米国家安全保障局(NSA)に関する新事実が次々と明らかになりつつありますが、公民権を専門とする弁護士で、「米-アラブ反差別委員会」(American-Arab Anti-Discrimination Committee)を共同設立したアブディーン・ジャバラに話を聞きます。ジャバラは1970年代に、NSAに1967年より彼をスパイしていたことを認めさせた画期的な裁判にも関わっています。スパイされていた当時、ジャバラはデトロイト市でアラブ系米国市民の依頼人や、FBIに標的にされた人々の代理を務めていました。ジャバラの件が明るみに出たことでNSAは米国市民をスパイしていたことを初めて認めました。

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