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2013年9月17日(火)

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  • ワシントンDCの海軍基地で9月16日、銃を持った男が発砲し、12人が死亡、数人が負傷しました。男はその後、警察との銃撃戦で死亡しました。この男はアーロン・アレクシスと確認されました。彼は34歳の元海軍予備兵で、発砲が関わる事件で過去に少なくとも2回逮捕された経歴がありながら、ワシントン海軍工廠へ入る警備検査では問題なしとされました。アレクシスは、当局が言うところの「不品行の傾向」のため、2011年に海軍予備軍から除隊されました。APの記者マット・アプッゾとアダム・ゴールドマンから話を聞きます。二人は、アレクシスが 「声が聞こえる」といった症状を含む重度の精神疾患で、退役軍人局内の医師たちによって治療を受けていたことを明らかにしています。

  • ニューヨーク市警察(NYPD)は9.11以降、国家安全保障局(NSA)よりもある意味ではさらに攻撃性のある諜報活動を行ってきました。その中核にあるのが、アラブ系とイスラム教徒の米国人たちを標的にした、彼らの生活、仕事、信仰の場でのスパイ活動です。2010年までNYPDの「人口統計部」として知られていた部署は、極秘にイスラム教徒の学生グループに潜入し、モスクに情報提供者を送り込み、レストランや理髪店やジムで盗聴し、巨大な情報データベースを構築しました。このプログラムは、国内スパイ活動をすることを禁じられている米中央情報局(CIA)の協力の下に確立されました。1ヶ月前の8月には、NYPDが、十数のモスクを含む少なくとも50のイスラム系組織をテロリスト集団と見なしたことが明らかになりました。これによって彼らは、モスクに諜報員を送り込み、礼拝者らを偵察し、極秘の録音をするといった「テロ計画調査」(Terrorism Enterprise Investigations)と呼ばれる活動を実施することができます。NYPDのスパイ・プログラムを明らかにし、ピュリッツァー賞を受賞したAP通信の二人の記者、マット・アプッゾとアダム・ゴールドマンから話を聞きます。彼らは新刊Enemies Within: Inside the NYPD’s Secret Spying Unit and Bin Laden’s Final Plot Against America(『内なる敵:NYPDの秘密スパイ課の内幕とビン・ラーディンの最後の米国攻撃計画』)を共同執筆しました。また、NYPDによって標的にされた団体の一つ、「ニューヨーク・アラブ・アメリカン協会」(Arab American Association of New York)の代表リンダ・サルスールからも話を聞きます。

  • 50年前の1963年9月、クー・クラックス・クラン(K.K.K.)がアラバマ州バーミンガムの「16丁目バプティスト教会」を爆破し、デニス・マクネア、キャロル・ロバートソン、シンシア・ウェズリー、アディ・メイ・コリンズという4人の少女が死亡しました。この爆破事件は、画期的な「ワシントン大行進」(March on Washington for Jobs and Freedom)から1ヶ月も経たないうちに起こりました。9月第2週、彼女たちを追悼するために数百人が首都ワシントンDCに集まり、死亡した少女たちに議員らから議会名誉黄金勲章が授与されました。アディ・メイ・コリンズの妹で、爆破事件の“5人目の被害者”としてしばしば紹介されるサラ・コリンズ・ルドルフから話を聞きます。教会が攻撃されたとき、わずか12歳だったコリンズ・ルドルフは、ガラスの破片で負傷し、片方の目を失明し、数ヶ月入院しました。今でも彼女はバーミンガムに住み、爆破による身体的、精神的、感情的影響に苦しんでいます。彼女はいまだに、何の補償も受けていないと言います。

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