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2013年8月16日(金)

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  • 8月9日に72歳で亡くなったニューヨーク在住の有力な政治戦略家ビル・リンチの葬儀が15日に行われました。1988年の民主党大統領選予備選挙でニューヨーク市の民主党員からどんでん返しでジェシー・ジャクソン師が選出されたのは彼が手引きしたおかげでした。同市で最初のアフリカ系市長としてデイビッド・ディンキンズが当選した際も彼が重要な役目を担っていました。2009年にはニューヨーク市会計監査官に、市全体の公選職で初めてアジア系のジョン・リウが当選したのも彼の尽力があったからです。

  • 国家安全保障局(NSA)が、2008年に議会から大ざっぱな追加権限を与えられて以来、プライバシー保護規定の違反や越権行為にあたる活動を毎年数千回にわたって繰り返していたことを、ワシントンポスト紙が暴露しました。エドワード・スノーデンが漏洩した2012年5月のNSA監査報告書によると、それまでの12カ月間に保護規制の対象となる通信記録をNSAが無断で収集、保管、参照、配布したケースが2776件ありました。その中には、ワシントンから発信された「膨大な数の」電話通信を傍受していたという事件もあります。プログラムのエラーで、エリアコード「202」(ワシントンDCの市外局番)を、「20」(エジプトの国別コード)と取り違えたせいです。この監査報告が載せている違反の件数は、NSAのフォート・ミードの本部とワシントン地区の施設で起きたものだけです。アメリカ自由人権協会のアレックス・アブドと話をします。

  • ムスリム同胞団のメンバーが本日、エジプト全土にわたる「怒りの日」の行動を呼びかけています。14日の弾圧で少なくとも638人の死者、3000人の負傷者を出したことを受けてのことです。14日の流血は治安部隊がカイロの2カ所の抗議キャンプの強制排除に取りかかったことから始まりました。エジプト初の自由な選挙で選ばれたモハメド・モルシ大統領を軍部が追放したことを糾弾する野営が続いていました。本日のデモ行進は金曜礼拝のあとカイロの28カ所のモスクから開始されます。カイロにいるデモクラシー・ナウ!特派員シャリフ・アブゥル・クドゥースに話を聞きます。

  • オバマ大統領は15日、ムスリム同胞団に対するエジプト軍部の流血の弾圧を非難し、来月に予定されていたエジプトとの共同軍事演習を取りやめると発表しました。しかし大半が軍事用途である年15億5千万ドルにのぼる米国の援助の打ち切りには触れず、またモハメド・モルシ追放をクーデターと呼ぶことも避け続けています。オバマ政権で2009年から2011年まで国務省報道官を務めたP. J. クローリーに感想を聞きます。またブラッドリー・マニングについても話を聞きます。2011年に辞職する前、クローリーは学生たちに次のように語っていました。「ブラッドリー・マニングに対する国防省の対応は馬鹿げており、非生産的で愚かなことだ」。

  • 米国が8歳の少年を使って、アルカイダの工作員とされる男性のポケットに追跡チップを仕込み、その男性をミサイルで爆殺したという報道がありました。少年はイエメンの米国協力者にそそのかされて、父親がわりのアドナン・アルカーディのポケットに追跡チップを潜ませました。ほどなくして米国の無人機がアルカーディの位置をつきとめ、ミサイルで爆殺しました。この殺害は昨年11月、オバマ大統領が再選されて24時間のうちに起きました。この事件について、アトランティック誌に”Did an 8-Year-Old Spy for America?”(8歳の少年がアメリカの工作員?)という記事を発表したグレゴリー・ジョンセンに話を聞きます。

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