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2013年7月3日(水)

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  • エジプトではムハンマド・モルシ大統領がエジプト軍に強制的に退陣させられる可能性に直面しており、危機状態がつづいています。市民数百万人が反政府デモを繰り広げたことで、軍はモルシ大統領に、7月3日の期限までに和解への「ロードマップ」の概要を示さななければ、軍事介入をも辞さないと迫りました。漏洩した軍の計画によれば、軍はモルシ大統領を退陣に追いこみ、憲法草案を破棄、陸軍将軍が率いる新政権を強制的に誕生さるとしています。カイロのタハリール広場より、デモクラシー・ナウ! の特派員シャリフ・アブドゥル・クドゥースに話を聞きます。「もっと重要なのは、市民レベルで底辺から上がってくる反発です。エジプト市民は独裁政治や家父長主義的な的政治体制を拒否しています」とクドゥースは言います。「彼らはホスニ・ムバラク前大統領を拒否して退陣させ、エジプト軍最高評議会が政権を握ることも拒絶し、今度はムスリム同胞団に対する拒絶と革命が起っています。彼らは政治や経済活動への市民の参加を拒否する、独裁的要素に対し反発しているのです」

  • カイロのタハリール広場から、エジプト人の作家で活動家でもあるアダフ・サエイフが参加してくれます。エジプトのムハンマド・モルシ大統領とムスリム同胞団は民意を含んだ政治を行うことを拒否したことで、今行われている大規模な反政府デモを引き起したと語ります。「(モルシ大統領は)エジプトのための政治をしませんでした」とサエイフは言います。「彼はエジプトの民衆や彼らの要求には目を向けようとさえせず、大多数の市民のために働く政府を作るという、貴重なチャンスを逃したのです」。サエイフはThe Map of Love(『愛の地図』)や最新作Cairo: My City, Our Revolution(『カイロ:我が街、我らの革命』)など多数の著書を持つ作家です。

  • 連邦政府が助成する学生ローン金利は、議会が引き上げ回避の合意に至らなかったことで、これまでの倍の6.8%になります。民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員は、学生ローン金利を0.75%まで引き下げるという法案を提出しましたが、法案の期限を前にしてつまづきました。 0.75%は政府が大手型銀行へ貸し付ける際の金利と同じです。議会では次の学年度開始前に合意に達するチャンスはありますが、その結果に関わらず、巨大な米国の学生ローン負債への危機への影響はほとんど期待できません。米国の学生ローン負債額は過去10年間に約4倍増加し、現在は約1兆ドルに達しています。連邦議会予算事務局(CBO)は、大学の学費ローンからの金利で、505億ドルの利益がでると予測しています。2人のゲストに話を聞きます。パブリック・シティズンの議会監視部門の財務政策顧問マイカ・ハウプマンと、ニュー・スクール大学博士課程で社会学を専攻し、「学生ローンを占拠せよキャンペーン拒否の誓い」(Occupy Student Debt Campaign Pledge of Refusal)立ち上げを手伝ったパメラ・ブラウンです。

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