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2013年5月23日(木)

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  • オバマ政権は、国外で無人機攻撃により米国人4人を殺害したことを、はじめて認めました。そのうちの3人、イスラム教聖職者のアンワル・アル=アウラキ、彼の16歳の息子アブドゥルラクマン・アル=アウラキ、そしてサミール・カーンはイエメンで死亡しました。4人目のジュード・キーナン・モハメドについては、これまで報道されたことはありませんでしたが、パキスタンで殺されました。議会へ向けた書簡でエリック・ホルダー司法長官は、アンワル・アル=アウラキ以外の3人は「特に標的にされたわけではなかった」と述べ、アンワルへの攻撃以外は予想外であったことを示唆しました。この追認は、オバマ大統領が、秘密の標的殺害プログラムを擁護し、ブログラム実施の規範の修正について触れる予定の演説直前になされました。新刊Dirty Wars: The World Is a Battlefield(『汚い戦争:世界は戦場だ』)の著者で、近日公開の同名ドキュメンタリー映画の共同製作者でもあるジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

  • グアテマラ最高裁判所は元独裁者エフライン・リオス・モントを集団虐殺で有罪とした判決を無効としました。同国で戦争犯罪加害者を法に基づき裁くために精力的に活動してきた2人に話を聞きます。グアテマラの最も著名な人権活動家のひとりヘレン・マックは、人類学者の姉ミルナ・マックを1990年9月11日に暗殺した政府軍の訴追を求めて何年にもわたり戦ってきました。ライト・ライブリフッド(Right Livelihood)賞にも輝くマックは、姉の名を冠したミルナ・マック財団(Myrna Mack Foundation)の代表を務めています。また、「アメリカ安全保障アーカイブ」(National Security Archive)で米国のラテン・アメリカ政策についての上級アナリストを務め、同団体の「グアテマラ・ドキュメント・プロジェクト」(Guatemala Documentation Project)の部長でもある、ケイト・ドイルにも話を聞きます。彼女はドキュメンタリー映画Granito: How to Nail a Dictator(『グラニート:独裁者を逮捕するには』)に登場しています。マックとドイルは、先日のリオス・モント裁判を傍聴しました。

  • 約1100万人の在留資格のない住民に市民権への道を提供する可能性がある移民法改正案議会の作成が議会で進んでいますが、番組では、あまり注目されることのない、中南米からメキシコ経由で米国を目指す移民の厳しい状況についてとりあげます。移民の多くは、母国の暴力と貧困から逃れようとしたのに、結局、略奪されたり、暴力を振るわれたり、あるいは密入国業者によって誘拐されて身代金要求をされるという目にあっています。人権保護団体の推定によれば少なくとも2万人の中南米人が去年メキシコで誘拐されたとされ、1日に50人以上が被害にあっていることになります。その多くは生きて戻ることはなく、メキシコ各地で数百の遺体が集団で埋められているのが見つかっています。2人のゲストに話を聞きます。メキシコのカトリック神父で、同国南部のオアハカ州で移民のためのシェルターを運営するアレハンドロ・ソラリンデ神父は現在、「希望のキャラバン」(Caravan of Hope)の一員として米国を周り、中南米移民の置かれる窮状について訴えています。マルコ・カスティーリョは、「移民家族のための民衆会議」(Migrant Families Popular Assembley)と、移民法改正で人権に重点に置くよう呼びかける「アクシオン・ミグランテ」運動(Acción Migrante)の世話人をしています。

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