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2013年5月22日(水)

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  • メンフィスの死刑囚ティモシー・マッキニーは、新たな自由を勝ち取るために、犯してはいないと主張していた殺人罪での有罪を認めなくてはなりませんでした。マッキニーは1997年12月に警察官ドン・ウィリアムズを射殺した罪で第一級殺人罪に問われ、当初は死刑判決を受けました。その後控訴し、裁判のやり直しを勝ち取りましたが、再審で陪審が有罪無罪を確定できず膠着状態になったために、もう一度裁判が行われました。そして今年行われた3度目の公判でも、陪審員団の中で意見が割れ評決不能となったのです。司法取引によりマッキニーは早ければ今日にも釈放されますが、この取引を成立させるための条件として彼は第二級殺人罪での有罪を認めざるをえませんでした。マッキニーは死刑判決を受けてからの11年を含めすでにほぼ16年も収監されていたため、罪を認めれば刑期満了で直ちに釈放される資格があるのです。マッキニー事件を精力的に取材してきたネイション誌のリリアナ・セグーラに話を聞きます。

  • コロラド・スプリングス・ガゼット紙はその調査報道で、米軍がここ十年の戦争で増えた人員を削減するために、傷痍帰還兵を含む兵士たちを追い払うように除隊させている例が増えているとレポートしています。負傷兵たちが複数回の派兵軍務にもかかわらず医療手当やその他の終身手当を失っています。"Other Than Honorable"(名誉ではなく)という 3回連載の記事を書いた同紙のデイブ・フィリップス記者に話を聞きます。この連載は戦闘で負ったけがが原因で深刻な健康問題に苦しむ数人の除隊帰還兵を紹介したものです。「この問題で米軍が直面している難しさは、軍だけの問題ではなく、社会の問題なのです。過去10年間に派兵された200万人以上の人々のことなのですから」とフィリップスは言います。「そのうち50万人以上が3回以上派兵されている。そういう人たちが私たちの助けを必要とする問題を抱えているかもしれない。これに対して軍が最初に対応しないならば、そして軍が事実そうしているように、帰還兵の残りの人生の面倒を見ることを禁じるならば、それは本当に長きにわたって私たちの社会を蝕んでいきます」

  • 司法省がジャーナリストへのスパイ活動をしたり、IRS (国税局)が右翼組織を標的にしたことについて、オバマ政権への批判が高まっていますが、新たに公表された文書では、FBIや国家安全保障省および地方警察が企業と連携して2011年から2012年にかけてオキュパイ運動の抗議者たちをスパイしていたことが明らかになりました。反テロリズム当局およびその他法執行当局からの数千ページに及ぶ記録に詳細が書かれていますが、スパイ行為には活動家たちのオンライン利用の監視や彼らの会合への潜入行為も含まれています。ある文書には1人の潜入捜査員がアリゾナ州に派遣され、米国立法交流評議会(American Legislative Exchange Council:ALEC) 周辺での抗議活動を組織する活動家たちに紛れ込んだことを示しています。ALECはアメリカの実業界が全米各州の州議会で法案を提出することを手助けする秘密主義の団体です。プログレッシブ誌のマット・ロスチャイルドに話を聞きます。彼は最新の記事”Spying on Occupy Activists : How Cops and Homeland Security Help Wall Street”(オキュパイ活動家へのスパイ活動: 警察と国家安全保障省がどのようにウォール街を助けているか)で政府の監視活動に関して書いています。

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